黒と白で書く話
見てくださって、ありがとうございます。
えだまめです。
今日は、習い事と書くことについての話をします。
書くことを楽しむ道
私は昔から、書くことにお世話になっていた。
小学一年生から、高校3年の途中まで、唯一10年間続いた習い事は、書道だった。
最初は嫌々だった。小学1年生だった私は、今と違って、忙しなく動き続けているタイプだったから。少し時間があれば外に行って、時間いっぱい体を動かして帰ってくる。
だから、書道の第一印象は「退屈そう」だった。
だって、正座しなきゃじゃん。うげぇー。
でも、半紙に墨汁のついた筆で書くのは面白そうだと思った。なぜなら、半紙という白を、墨汁という黒で、思う存分汚せるから。
私は幼稚園の時、お絵描きクラブみたいな所に通っていた。でも、絵は描けない。好きな色のコンテを掴み、紙にぐちゃぐちゃ〜って色を塗っていた。絵(当時はそのレベルを絵だと思ってました)が書けるなら、書道も出来るでしょ!楽しそうだし!!そう思ったのだ。
最初は、丸を書くことから。そこから、止め、はね、払いなどを練習し、やっとこさ平仮名。それから漢字。高校生になれば、仮名もやった。
高校生で書道部に入った私は、書道パフォーマンスもやったり、めちゃくちゃデカい紙にデカい筆で書いたりした。もー、やりたいことをやりたいようにやった。
超楽しかった。毎日、書道に関われてもう世界一幸せな高校生だと思った。本気で。やりたいことを本気でやった今、書道に満足していて、今はやってません。
時々、書きたくなるけど。
白と黒
私にとって、黒と白は特別な意味を持つ色。書くための色。書道もそうだし、ほら今も。noteも、白のテキストに黒の文字がデフォルト。
noteは自動的に文字が整列するけれど、書道はすべて自分で描ける。払いなど、斜めの線だって書ける。
書道って、全然退屈じゃない。
楽しいの、ほんとに!!
白というベースの色には、黒が1番映えるのよ。1番かっこいい。
高校の白組の応援団団長してた先輩が、白の特攻服の背中に、書道が得意な子に自分のフルネームを書いてもらっていた。漢字3文字の黒が白地に書かれている様子はとても目を引いた。危うく惚れそうになった。
…その文字のかっこよさに。その先輩のお名前もカッコよかったのだけれど、その文字があまりにも素敵だった。今も忘れられない。
無我夢中
白の紙に、黒の墨で汚していく。自分の熱量をぶつける。勢い余って、自分も黒くなる。デカい紙にデカい筆で書いていると、全身使って書くことになるし、靴下も気付かぬうちに真っ黒になったりするし。
書道パフォーマンスでは墨すら黒くないし。赤や青、ピンクや紫、金色なんてのも出来る。
書道は、漢字や平仮名だけじゃ無く、サムネイルの写真のように英語やカタカナも書いていいし、なんなら文字なんて書かなくても良いものもある。
ああ、爽快だ。これ以上、楽しいことがある!?
書くのって、本当に楽しい。
ぜひ、書道もやってみて欲しい。
書くのが、好きな人は好きになるかも!?
見てくださって、ありがとうございました。
えだまめでした。