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【ネタバレあり】映画感想メモ:戦争、LGBTQ系
こんにちは!
えだちゃんです。
自宅待機中にやることリストに映画がありました。今回は【重たい】系で3つみたので、自分用のメモを書きました!
ネタバレもありますし、人に見せるように書いてないので分かりにくい部分もありますが、ご了承ください。笑笑
縞模様のパジャマの少年
◇パベルがブルーノに将来の夢を聞いたときに泣きそうになった。敵の将校の息子ではなくて、ひとりの子どもとして対峙できるのは考えられない
◇コトラー少佐はどこまでも孤独だったなぁ。彼の父親への尊敬と反発は矛盾してて、だから孤独なんだろう。
◇マインドコントロールって簡単。姉のグレーテル個人への反応も。
◇ユダヤ人を収容所にいれて殺害することは隠そうとするんだね。集団心理でのマインドコントロール。
◇ブルーノは嘘つくしかなくて、シュムールも許すしかなかった。嘘も許しも、感情よりも環境のほうが影響つよい。
◇男尊女卑の時代だもんね。母親の役割ってなんなのか。家事は使用人がやるから、きっと子育て。あとは旦那を立てること。子育ては軍の教えを子どもに教えることになりがちなんだろう。軍と考え合わなかったら発狂するわ
◇好奇心と友情が最悪の結果に着地したストーリー。気遣いあったり真意を読もうとしたりがない、子どもながらの関係。ブルーノも収容所からやっぱり出ようとしたけど、シュムールの「パパは?」っていう言葉がそれをとめた。友情ってなんなんだ?
◇パベルいいやつ……
チョコレートドーナツ
チョコレートドーナツは、結論からいうと我が身を恥じる作品になった。
◇ルディの一心不乱に自己表現しながらの生き方は昔から憧れと羨望を感じる。
ポールの社会を変えようとして気づいたら溶け込んでたっていうのもすごいわかる。俺もそうならないように気をつけて生活してる。
◇ルディ、ポール、マルコ、そして黒人の検事もふくめて社会的弱者であり、弱者が身を寄せ合って常識という名の差別と戦う。マルコが亡くなる悲劇は負けを印象付けるけど、その勝敗は今を生きてる視聴者が決めることだろう。
◇人にラベルを貼ってラベルだけで判断する。その社会の理不尽には、やるせなさと怒りを感じる。
◇で、恥じるっていうのはゲイに対して。大変失礼で、かつお恥ずかしい話、本当に正直にいえば男性同士に違和感を感じるのは拭い切れてない。
それは、ぼくが結構な男嫌いってこともあると思う。エスカレーターもすぐ後ろに男性が立ってるだけで鳥肌立つ。性的嗜好っていうより、男性という生き物がそもそもきらい。受け付けない。
頭では何の問題もないし、社会・他者に対しての悪影響は限りなく0に近くできるつもり。でも、男性同士のをみたときに小さくモヤッとしてる感覚は真実で、受け止めなければならない。
◇マルコが亡くなった。衝撃的な悲劇。ただ、それを知ったときの感覚でいえば、俺はやっぱりLGBTQに対して他人事だったんだと気づいた。口ではいくらでも言えるけど、やっぱり恥ずべき状態。
キャタピラー
◇軍神という虚像を貼りつけて、本人すらも虚像にすがって生活するも、その軍神の実像は、食欲、睡眠欲、性欲だけの肉の固まり。
◇久蔵の無力ゆえの孤独により、シゲ子を求めたりマウントを取るという出陣前の過去の栄光にすがる様子がみられる。何もできなくなったら、残るは人間の欲求は三代欲求だけなのか。それは久蔵が外出を拒んだり自殺をしたことから、尊厳が社会的人間であり続けるものだと教えてくれる。
◇シゲ子は、軍神の妻というポジションから鑑であることを求められたり最初こそ、理解しようと努めていた。また唯一、弟からは理解されていたが、久蔵の父親や妹や村人からの理解や協力も得られず、久蔵を殺すこともできず、理解されない孤独と実像の辛さが描かれている。家での良い妻、支配したい妻、外での良い妻のいくつもの仮面が絡まりあい、シゲ子が壊れていく様子がわかる。
◇性欲が支配欲として表現されていたのも印象的。久蔵がしたと思われるレイプや帰還後のセックス、シゲ子から求めたセックスもそう。
ただ、久蔵とシゲ子の間には、安心感を得るためのセックスも描かれている。強いストレス下でシゲ子から求めるのは当然の帰結だろう。
◇この映画が戦争の愚を表現するものではあるけれど、現代の世の中も似たようなものだと思う。
たとえば、軍神という名の肩書き、村人という名のSNSなど。現代もいくつもの虚像に囲まれている。さらに、それが蔓延し、虚像だとわかりづらい分、なおさら生きづらい。なにが虚像でなにが実像かもわからず、さらに生き方の自由度が高まったからこその不自由もある。軍神という大きな虚像はないが、小さな虚像がいくつもある現代も似たようなものか。
2020年4月9日
しっぱいノート102日分
えだちゃん。
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