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うちの家族のコミュニケーションにはシステムがある
GW中、朝おきてリビングにいくと、家族の朝食用に大量のパンが買ってありました。それから、コロッケとファミチキも。どうやら親父が早めにおきて買ってくれたみたいです。
僕はこれが、とってもかなしいんです。
ぼくの家族は、父、母、姉、兄、ぼくの5人家族です。父は10人未満の会社の経営者です。おなじ会社で母は経理、兄は後継ぎとして働いています。姉は結婚し、実家の近くに住んでいます。ぼくは、実家に寄生してます(笑)
ぼくが小学生くらいまでは、夏と冬、必ず旅行にいってました。今でも、旅行にいくとなったら、みんな一緒にいきます。仲が良さそうですね。
ぼくらには1つ、問題がありました。
両親の仲がわるかったことです。少なくとも、ぼくの物心がついたときからは。
いま父は会社のちかくで1人で暮らしています。まぁいわゆる別居です。どこからどうみても別居なんですが、その言葉はぼくの胸はぎゅぎゅっと、重いとびらを閉めさせようとします。どうやら心の奥底では認めたくないようです。
そんな父がGW中の2日間だけ、顔をみせようと帰ってきました。
父は、そんな状況なので、家族のなかに居場所がありません。だから、居場所をつくろうとします。そこで父がするのが、お金を出すことです。お金を出してパワーバランスを取って、それから何かを教えようとします。それはお酒の飲み方だったり、DIYの仕方だったり、身近なことも経営のこともいっぱいです。
母は、炊事・洗濯・片付け…いわゆる家事で居場所をつくろうとします。習慣っていうのも強いんでしょうけど、家事をしなくなったら、たぶん価値を感じられなくなるんだろうな~と。
姉は、どちらかというと父の味方です。おもに青年期ですが、母との仲がわるかったのも影響してるんでしょうね。
兄は、どちらかというと母の味方です。父でもあり社長でもある人が上から言ってくるだけなことに、納得ができなくて反発している様子です。
そして、僕です。僕は家族抗争自体から離れています。父―姉、母―兄の構図になってるので(極論ですが…)、僕がどちらかについちゃうと力関係が生まれちゃうんですね。だから、どちらとも近すぎることはしません。いまは実家に住んでいますが、将来的に実家の近くに住む気はありません。自由に生活をしながら結婚して、自分の人生を生きていくつもりです。
それから、別の視点のシステムもあります。
父―母がケンカしている(雰囲気がわるい)ので、姉―兄―僕の3姉弟は、とにかくふざけて笑ってる(雰囲気をよくする)っていう役割を担っています。いっつも笑いあってふざけて、ボケの応酬でツッコミが追い付かないくらい(笑)
ケンカ2-笑い3なので、とうぜん笑いの勝ちです!めちゃくちゃ安心感があるなかでふざけられるので楽しいんですよ!!笑
別に誰から言いだすこともなく、気づいたら勝手にこういうバランスを取ってました。どれも鶏と卵なんです。
* * *
これらをご覧いただいて、どうお感じになりますでしょうか。
重たいとか、さみしいとか、かなしいとか、そんなもんだよねとか、うまいねとか、ドライだねとか……ご覧いただいて、なにか感情が動いてくださってたらうれしいなと思います(笑)
同情してほしいわけじゃないんです。こういう家庭があることを知ってほしいわけでもないです。
ぼくが伝えたいのは、人間関係のコミュニケーションには役割があって、みんなその役割を全うしていて、それらが合わさったコミュニケーションシステムで、私たちは生活をしているんじゃないだろうかっていうことです。
上司―部下でもいっしょですよね。長幼の序が形を変えて、上司のいってることにはYesと答えるっていうことも同じシステムです。
ここから何を学べるでしょうか。
こんな言葉があります。
『他人は変えられない』
この言葉からは、コミュニケーションがシステムでまわっているなら一人ひとりの役割を理解することから始めよう、ということが学べました。
『同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という。』
なんで○○してくれないの!なんで伝わらないの!
と、ケンカしてしまうことはありがちだとおもいます。ただ、それがコミュニケーションのシステムだったらまずは自分の役割を変えないと変わり様がないという意味になります。そんなことが学べました。
* * *
なにを伝えたかったのか、よくわからなくなってしまいました(笑)
でも、親父がお金を出すことで居場所をつくろうとするのは、かなしいです。少なくとも僕にとっては、そこにいてくれるだけでいいんです。でも結局ぼくらも、親父がお金を出すように仕向けています。そうやって親父がお金を出さないと、彼は居場所を感じられないんです。だから、親父からその役割を奪うことは、かりそめの居場所を奪うことになります。
どんなコミュニケーションシステムがいいかな。
みんな笑ってくれてるだけでいいのになぁ。
ぼくの感情も文章も、よくわからなくなってしまいました(笑)
きょうはここらで。
2020年5月7日
しっぱいノート131日目
えだちゃん。
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