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依存先をたくさん持て

この記事は813文字です。


依存と聞くとネガティブイメージが強くなりませんか?


・スマホなど「これがないと困る!」な日常生活的な依存。

・アルコール、薬物、共依存など「依存症」という疾患や病的状態。

・島国日本の貿易依存。


などなど。でも必ずしもそうではないはず。


「これさえあれば生きていける!」

「つらかったけどこれのおかげで元気になった」

「毎日これをしないとスイッチが入らなくて」


ストレス対処行動として

趣味や楽しいこと、いい感じの自分の保ち方を知っているかどうか

というのは重要になります。



病的な依存については、

ストレス対処行動が健康的に良くないのが問題ですが、

本人なりに辛さから逃避するために取った行動であり、

その行動だけが否定されるべきではありません。

だから、自分を掘り下げて健康的な依存先を強みにできるのは

とても大事なことです。


多趣味な人にも言えますが、

どんなに小さくても依存先をたくさん持っている人は

落ち込んでも回復しやすいと研修で教わったことがあります。

ルーティーンもある意味ではその一つです。


うつになった時、私には趣味や特技といえるものがありませんでした。

楽しいことは何かを達成してからでないとしてはいけない、

できの悪い自分は、楽しいことや旅行や遊びはしてはいけない、

プライベートを楽しんで良いのは、デキる人だけという妄想がありました。


必死になって勉強に費やした看護学生生活と

皮肉にも、それを苦だと思わなかった経験に由来していると思います。

「これしかない」で生きていると、それがうまくいかなくなった時に

とても辛くなります。


もっと楽しいことしておけばよかったなぁと思いますが、

今年休職と退職をしたことで、健康的な依存先を増やせました。

その一つである、アコースティックギターには感謝しています。


どんな小さなことでもなんでも良いので、

自分がいい感じでいられるための依存先を見つけてみてください。



お読みくださりありがとうございました。







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