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障害についてのあれこれ

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知的障害、てんかん、双極性障害、自閉スペクトラム症の長女を育てながら、大学院で学び、障害者福祉課での各種委員をしながら、行政への働きかけをしています。
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2022年9月の記事一覧

60歳で、アメリカの臨床心理大学院に入学したこと

#一歩踏みだした先に 2008年、私はアメリカの臨床心理大学院、日本校に入学した。 シング…

ecco
2年前
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魂のスクラップ&ビルド

工事現場を見ている。 古い建物はあっけなく壊れる。 ショベルカーがやってきてきれいに片付け…

ecco
2年前
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週に一度はプールに行きます

#習慣にしていること 今からもう40年くらい前のこと。 小学校のなかよし学級に通う長女の、…

ecco
2年前
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雨の日でも大丈夫

長女は変化が苦手だ。 朝起きて雨が降っているだけでも大騒ぎする。 前の日の天気予報で、平井…

ecco
2年前
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台風は大変やっぱり大変でした

台風が、2週間連続で週末にやってきました。 秋分の日には、3年ぶりに社協の軽スポーツ大会…

ecco
2年前
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障害者の母、介護の先生になる

#天職だと感じた瞬間 1973年に長女が誕生してからというもの、私はひたすら、障害児の母を…

ecco
2年前
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インクルーシブ教育の根っこにあるもの

国連の特別支援教育廃止要請が出てから、あちこちでいろいろな論争が繰り広げられている。 教育者、障害者、障害者の家族は自分の立場、経験、理想などを基に、賛否両論語っている。 なぜかといえば、この問題は、「障害児教育だけの問題ではない、もっと深いところにある何かがおかしいからなのではないか」ということに気が付いている人が多いからなのではないだろうか。 日本の障害児の分離教育が、これほどまで、海外で問題になるのはなぜか。 それは、日本の教育制度そのもの、日本の社会の在り方そのもの