お寺で洗ったおまじないのお金
一昨日の出来事。
恥ずかしいことに、スーパーでお金を出す時に手持ちのお金が足りない…というピンチにあった。
買おうとするもの減らして貰おうと思ったけれど、ちょうど、お守り代わりに持っていた銭洗いのお金があったので、そのお金を使って支払いをした。
銭洗いを行ったお金はお守りとして取っておくべきと思っていたので、ずっと家においていた。それが最近になって、ふと銭洗いのお金について調べて見たら、銭洗いをしたお金はなるべく早く使ったほうがいいということを知ったのだった。
わたしはずっと勘違いをしていた。なのですぐにお財布に入れておいておくことにした。
調べてみると、巳の日という金運のいい日に使うといいらしい。本当は巳の日にそのお金を使おうとしていたのだけれども、お財布に入れておいてその次の日に、スーパーで支払いをするときにピンチを救ってくれたのだった。
この銭洗いしたお金、十数年前に結婚式場を探していた時にお寺に寄って作った銭洗いのお金だった。わたしのお金でなく、元夫のお金。
結婚後は通帳とまとめて引出しに入れておいていた。
あるとき、元夫が会社からしばらく帰ってこなくなった。毎日「友達の家に泊まる」という連絡だけ。
そのうちに給料日が来て、はっと気づいて引出しを調べたら、給料が入るはずの通帳と印鑑(キャッシュカードは元夫が持っていた)がなくなっていた。残っていたのはわたしの通帳と、子どもの通帳、そしてこの銭洗いを行ったお金だけだった。
このお金、忘れてたんだろうな。
当時わたしは赤ちゃんだった娘をかかえて、仕事もしてなかったので、この時とても将来が怖くなって、この銭洗いのお金が残っていたことだけでもほっとしていた。
結局、義両親に相談して生活費を毎月渡すようになり、あの時のピンチを救ってもらったのだった。今は養育費を止められてるけど。
そしてその後2回引越しして、銭洗いのお金もずっと袋に入れて持っていき、自分の通帳と一緒に置いていた。あの時このお金の存在をふっと思い出してスマホで調べてなかったら、スーパーで恥をかいていただろうな。
銭洗いのお金について、この記事を書くにあたってもう一度調べてみたところ、わたしの訪れた京都の六波羅蜜寺では、
とあった。また、ほかのお寺を調べてみると、鎌倉の銭洗弁財天宇賀福神社では、
と書かれてあるそうだ。
なので色々な説があるようだけど、気の流れは運の流れ。そもそもわたしのお金ではなかったのだから、手放して良かったのかもしれない。
滞っていた運が良くなりますように。