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共感力と情熱につき動かされました

最近新しい仕事をスタートさせるために、外部のスタッフを探していました。その仕事はクリエティブの要素が必要なので制作会社の方に声をかけていて紹介されたのが彼でした。彼に会い話をして、ご飯を食べて久しぶりに作る楽しさを思い出してワクワクとしました。外からの刺激は大切です。

彼は取材対象を徹底的に調べてその人を好きになってから会うのを心がけているそうです。決めてになったのは、彼はいいものを作ろうと思っているときは現場で雰囲気が悪くなってもいいから「喧嘩も厭わない」という発言と仕事への姿勢です。

プロ同士が仕事をしているので互いの仕事や本業は認めつつも外からの意見をハッキリ、キッパリと気持ちよく言語化してくれます。いいコト、悪いコトの両方をいうこと。何よりもこちらからは「こう見える」。世の中には「こう見えたい」という気持ちの共有が必要だと思いました。

還暦を過ぎると誰からもこうしたほうがいいと言って貰えないことがあります。彼ならば遠慮なくこうしたほうがいいと言ってくれる気がしました。なぜなら私や私の仕事に共感してくれているからです。

共感力がある人と時間を共にしていると元気になれる気がしています。ありがとうの質と量が生涯賃金だと言われています。ありがとうをたくさん言われるためには、周りと共感していないといけないんだなと思います。共感力って大切です。

この共感力をつけるトレーニングはカンタン。20代のうちに共感力のある40代以上のヒトとたくさん話すこと。仕事を長年経験したヒト特有の目線があります。一見穏やかに見えてもたくさんの苦労と工夫。そして限られた時間だから、人間関係を含めていろいろと断捨離もしてます。

あれもしたいこれもしたいの時代を経て、これをやっていこうと決めたヒトがプロだけがプロになれます。仕事を続けるために捨てたものがあるのです。捨てるから深みになります。なんとなく合わせて生きてきたヒトとこれをやろうと思って生きてきたヒトは圧倒的に話の重みが違います。

将来が不安だし、自分に自信がないのでつい興味や人間関係を拡げがちな20代こそ40代のヒトの話をしみじみ聞いてください。学生時代の友人同期と居酒屋に集まり、仕事の愚痴。会社の悪口。同僚の噂話をしているうちに人生は耳から腐っていきます。潰れない会社にいる安心感なんて数年で不安に変わります。何となくパソコンの前に座っているだけの仕事なんて機械が全部やる時代が来ています。余計な人間関係を断捨離するだけで人生がキラキラしてきますよ。

20代のうちは人生を楽しむ40代と話して共感力をつけてくてださい。人間は環境の生き物なので話すことからスタートしてください。空気みたいに働くためには、気持ちよく働く環境と外からのパワーが必要です



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