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アフターコロナのメンタルケアの実践

先日のNHKスペシャルのテーマは、「アフターコロナ」がテーマでした。そこで報道されていたのは世界的な若い世代の対人恐怖問題でした。
出かけずに、話さずに何年も部屋で1人でいたために対面で人と話せない、人といるのが苦痛、人混みが怖いなどを訴える方が激増しています。世界的な労働人口の減少の原因の一つとも言われています。自分から話しかけにくい、どう話したらいいか思いつかないという感情に支配され日常生活が難しい方とされる方が増加しているそうです。日本でも起こっていると思っています。

2023年夏以降は企業や団体が心のコロナ後遺症を癒していく時間かもしれません。話さなくてもいい仕事なんてないので、指のチャットではなくなるべく対面で話す良さを今こそ若い世代に伝えないといけないですよね。

2020年にコロナで緊急事態宣言が発令。政府の在宅勤務推奨が解除されたあとは精神科医や産業医によれば、リモートと出社だと圧倒的にリモートのほうが孤独からくるストレス性疾患が多く深刻であると論文などで発表されていただけでなく医師からも証言を得ていました。ただでさえコロナという新しい様式に馴染めないスタッフもいました。

この3年。全員で食事会は難しいので、若いスタッフとベテランの1対1ランチを開催。小さな不安や不調を聞くようにしました。関西のスタッフも自宅リモートではなく、自宅近くの仕事場を用意しました。小さなお子さんがおられる家庭はすぐに帰れる環境のほうが仕事がしやすいからです

若いときは集まりたいし、不安を話して解消したいものなのです。隣の頑張っているヒトに刺激を受けて成長できのにと思います。働くことが脳だけになりカラダが疲れないから心のバランスを崩してしまうそうです

これからは会議やセミナー、ミィーティングを復活させて話せる環境に戻すようにしてあげてほしいなと思います。特に21歳から27歳は、就活から研修をリモートで行った世代。これから議論していいよ、会いに行っていいよ、聞きに行っていいよと伝えてあげたいです。変な個人主義は孤独にしかならないと思います。仕事は報告連絡相談も含めて、周りに認められて楽しくなってくださいね。

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