給与とボーナスを考えてみること
今月はボーナスで出る会社も多くたくさん貰える人はドキドキがとまらないと思います。さらに明日は給料日。貰うのが当たり前じゃなく、払う側の人件費以外の仕組みを考えてみると働き方が少し変わると思います。
一般的なメーカーは材料費や製造に必要な機械などの経費、製造に要した人件費も製造原価となります。一方で営業の人件費や宣伝広告費など販売に要した経費は販管費となります。同じ人件費でも会計上の呼び方が違うのです。製造業は小売業と違い配属された部署により人件費は製造原価と販管費に分かれます。
営業利益はの出し方は、売上高から製造原価と販売費および一般管理費をひいたものとなります。私たちがお手伝いするPR業はは販管費の外注費となります。
例えば、広報の仕事では光熱費や家賃、通信費、毎日使っているパソコンも経費です。メーカーの場合は工場の作業費さえも製造原価です。会社支給で自分で払っていないとそれが当たり前になつてしまうことがあります。ボーナスの出る給料日は自分の人件費がどのように出ているのかを知る時期でもあります。営業利益を出すために自分のできること増やせば自然と貰える金額も増えています。
私が新卒で入った会社はある電機メーカーのグループの半導体商社。規模も売上も大きすぎました。当時は世界経済をひっばる原動力となる超注目カテゴリーで、毎日どんどん注文が入りました。社内では株の取引所みたいに億単位の数字と、間に合わないと怒号も飛び交う程の活気の中で働いていました。1枚の伝票が何億円という金額のものも多く高すぎてリアルじゃなく、月10万以下の手取りのなかでの毎月の丸井の返済にばかりに意識がいき組織の歯車にも慣れない自分がそこにいました。
丸井が隆盛した40年前に初めて日本にカード文化が定着しました、欲しいモノが貯金しなくて買える便利さに惹かれ誰もがバンバン買い物をしました。世の中はバブル前。新しいものを求めて国民が誰もが欲しくて欲しくてかついつもいつもお金が足りなかった時代です
現代はキャッシュレスもサブスクも当たり前。若いうちからお金を勉強してください。結局は生涯賃金なんです、若いときの月1万の貯金や節約よりも自分へ投資をして将来に備えてください。40代以降にたくさん稼げる素地を作るのが20代だからです。まず自分が稼げることが大切。腰掛け的な働き方から早く一抜けしてくださいね。