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出世したくない症候群と人事の楽しさ
今の若者の8割が偉くなりたくないと証言しています。理由は様々。残業代が出ない、責任をとるのがイヤとかです。日本の企業の組織はある程度「偉くなりたいよね」的な発想をベースにできているのでそれが崩壊しつつあります。長くいるから管理職は誰もそれを望んでいないのです。
組織で偉くなることのメリットに「裁量があがる」と「給与があがる」というのがあるのですが望んでいないならば「頑張らない」「そこそこでいい」的な風潮になっても仕方ないのかなと思います。後輩に抜かれてもあまり気にならない社会。これも時代の風だと受けとめています。
私の場合、働いて40年。いろいろな組織をみてきて、どうせ働くならば偉くなったほうが面白いことが増えるというのも伝えたいです。特にヒトに関することはかなり面白いです。人事は組み合わせ。あの人はここだと能力が発揮できないけど、ここだどイキイきするなとか、あのヒトは決められたことはキチキチできるけれど、自由に時間を与えるとむしろ萎縮しちゃうとか。向き不向と互いの相性が交錯することに学びがあります。できない後輩は自分の合わせ鏡なのです。
ヒトは環境の生き物。チーム構成、与えられた仕事のタスクによって人が輝きだす瞬間が見れたりするのが楽く、偉い人のほうがそれを見る機会が増えるので偉くなることもオススメします。そうすると自分の視点が変わります。
ここでは偉くなりたくないと感じる組織に長くいるのは辛いですよね。できれば20代はこのヒトみたいになりたいという人がいる組織で働いてください。ベンチャーあるあるなのですが、若くて自由で新入社員も活躍できる組織は3年以上働けないこともあります。
社会は大体50代の人が動かしていることが多いのです。働く人生は50年あります。20代で「あーーーこんな風になりりたくないな」的なヒトに囲まれて、「うーーーーん難しいことは避けて適当に生きていきたい」と願うとむしろ明日も不安になることもあるので注意してくださいね。会社はある程度偉いほうが面白いこともあり信頼されていれば圧倒的に自由度も増えますよ。イキイキ働く50代、60代に囲まれてくださいね
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