言い訳が多すぎる代理店
PR会社にキラキラとしたイメージを感じておられる方も多いと思います。確かに毎日毎日いつも見ているテレビのプロデューサーや新聞記者、憧れの女性誌の編集者、Webのライターさんと会って話をしています。
メディアに携わっている全ての方は世の中に役に立つ、かつ話題になる特集を矜持をもって使命感と責任感をもって時間の無いなかで作っています。ましてコロナ禍で取材が思うようにいかないなか工夫と努力でなんとか頑張っているのです。
そんな彼らに有益な情報、ネタのもとを提案するのが仕事です。作りての気持ちになって、あるときは構成作家、あるときはWebライターになって一緒に考えかつ併走します。なので私たちの仕事は日々地味でかつ地を這うような仕事だったりします。その結果、反響がありブランドが上向きになった成功体験を一度してしまうとたまらなく面白い仕事になります。クライアントと社内でチームになり自分のチカラだけでない総合力で勝ち取った結果にこそ価値があるのです。
一方クライアントから一部PR会社の担当に報告会でこうゆう言い訳も聞いたことがあります。特に①を言う担当は最悪です。本当に何もやったことないヒトです。そうでない会社と人がほとんどなのでぜひ担当を変えるなどして付き合い方を変えてください。
①新製品でないと出ません→定番品のほうが強いです、これウソ。
②有名な芸能人でないときません→本当に?
③今コロナだから会えません→オンラインとかで会えます
④記者の担当の記者がみつかりません→やっていないだけです
⑤このネタ厳しいです→もともと受けないほうがいい。論外
⑥ネタが悪い→それを考えるのが仕事と突き返してください
⑦スポークスマンがいない→それを探すのも仕事です
⑧タイアップならできます→誰でもできます
⑨広告いれていないと出ないです→これも間違いでウソ
⑩このエビデンスは言えません→最初から言え
⑪プレゼントコーナーなら出せます→誰でも出せる
⑫リストがない→そもそも受けてはいけない
この仕事は男女関係なく活躍できますがPR会社の新卒は大体どこも7対3または6対4で昔から女性優位。いつの時代でも女性活躍が当たり前の業界。企業やブランドをきめ細かく長くサポートしていくので女性が長く活躍できる仕事でなんです。
しかしイベントPRばかりやっていると「芸能人のバリュー」が勝負になってしまいクライアントのブランド関係なくなります。もっと困るのはブランドと関係ない発言ばかりが印象の残ったりします。勢いだけでいけないのがこの仕事。やはりコンテンツ勝負なのです。
「結果が出ない」と思っている企業の担当の方。ぜひ一度疑問点を投げてみてくださいね。読んで頂きありがとうございました。PRって仕事は余り世の中に知られていないけど、マーケティング手法として「買いたい空気を作る」ということで欧米では上位概念です。伝えたいではなくて消費者側、ユーザー側からみた納得感が大切です。