メンタルを守らないと危険
ある企業の役員を定年退職されてからタクシーの運転手さんを昼間だけやられている75歳の方と話をしました。「お客さん。仕事って楽しいよね。今の若い人は会社と仕事が大嫌い、会社に行きたくないという人ばかりだよ。働くのは悪だと思っているよね。これじゃ当たり前だけど心の病気になるよね。仕事は楽しいと思ってやらないと危険だよね」と言っていました。
起きている時間のほとんどを遣う仕事が大嫌いだと毎日が辛過ぎて当たり前。会社に行きたくないし休みばかりを楽しみに生きる人になります。そのうちに誤魔化しきれずにどんどん元気がなくなります。
ヒトよりもラクしたいという気持ちでいるから周りから頼りにされません。つまらないと思っているから成長もできません。そして研究心もないから周りから可愛がられないという悪いスパイラルに陥り余計に仕事が嫌いになって行くのです。会社に行きたくない人になってしまうのです。
全てを会社のせいにばかりしていると残念ながら何をやっていも続かない人、新しい職場に馴染めない人、周りからプチ浮いている人になってしまうのです。そして仕事場にいるときにあえて一歩ひいて冷静な自分を演じることで自分を守るようになるのです。そして周りが気を遣う人になるのです
仕事をやりたくないオーラってすぐに見えます。先輩も人間。どうせ仕事を教えるならば「楽しく」「前向き」「覚えたい」という人に時間を遣いたいと思うのは生物の本能みたいなもの。元気な人と同じ空間で働きたいと思うのも生物としてごく自然なことなのです。
捨てたほうがいいのは「仕事は悪」って感情です。悪だと思ってしまうならば、悪にならない職場に変わるのもあります。ヒトは環境の生き物です。周りが自然に働いていると自分も自然に働けるようになります。
自分らしさを出すためには基本の型や技を学ぶ必要があります。学びながらお金が貰える仕事ってやはり楽しいなと思います。環境は自分のために用意されているわけではないのでそこに転校生として入り周りに興味をもたないといつまでもお客様として居心地悪く座っているいる人になってしまうと思います。
仕事は何年たっても足りないところが出てくるから面白い。上手くいかないを工夫するから面白い。誰かがいてくれるから面白いと思います。朝起きて行くところがあるって有難いです。仕事は悪じゃないとタクシーの運転手さんと話していました。もっともっと楽しさを伝えたいです。それを伝えるのは40歳以上のヒトの役割ですよね。夢がもてないのは若い人のせいではないと思いますから。
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