地方の雇用を守る。マーケティングPRと採用広報について
クライアントは地方の企業が多いです。山梨県2社、兵庫県2社、徳島県、宮城県、福島県、広島県。そしてこれから福井県とご縁ができそうなので今月また行ってきます。
クライアントの歴史は一番長くて400年。江戸時代から。そして100年越えのお客様もかなりあります。昭和の戦後からスタートしている企業でも75年は過ぎています。地方で100年続く企業。続くには理由があり、何よりもその地方の雇用を支えています。
その雇用を守るためには、売上を上げる必要があります。以前みたいに新製品を出せば売れるとか、商談できるという時代はとっくに終わりました。なぜなら日本の人口が減り続けているし円安で原料の調達がなかなかしにくいからです。またこれから輸出の関税が変わるかもしれません。
昭和のお約束のように新製品を出すから、テレビの広告を出そうだけじゃ流通が動かないし、消費者も知ってくれるが買ってくれない時代。だからこそ、新規を売るためには既存の方のファンの深度を掘り下げて、新製品もファンにしていく必要がうります。既存のブランドが売れ続ける仕組みを作るのが命題です。
そして生産同様に地方で頑張られておられる企業の悩みはみんな同じ。採用です。地元の優秀なかつ安定的な採用を実現したいのに若い方はみなさん都市部に働きに出てしまうんです。だから仕事はあるのに人がいない問題が起きてしまうんです。
そこで有効なのはマーケティングPRを採用広報に使って頂くこと。地方の企業は、メジャーであればあるほど実際は本社が都市部にあると思いこんでおられる場合もあります。自分が見ている番組で地元が出てくるだけでも嬉しいのに、全国から注目されている言われると当たりまえですがとても誇らしいものなのです。近年は、兄弟も少なく一人っ子が多くなりました。家族が都会に出ちゃうのは互いに寂しい。同居している祖父母などは孫の幸せと活躍は祈ってやまないが口に出さないけれど地元で働いて欲しいと願っている場合もあります。
私の担当してきたクライアント様で新聞がきっかけで、家族のススメで就職されたという方もいました。テレビ報道がきっかけで親戚が連絡してきたと聞く場合もあります。私の父が転勤族だったので小学校だけで3つ行っていますが、高校野球は栃木・山口・西東京を応援するくらいなので、地方の方の地元愛は昔も今も変わらないと思います。うちのスタッフで山形は3名います。彼女たちの地元愛をいつも感じます。
地方の企業の売上げをあげるマーケティングPRを採用広報につながるように貢献したいと思います。特に工場の現場がでることでみなさんイキイキとされるのを長年体感してきました。ヒトの気持ちを動かすマーケティングとPRを続けていきます
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