見て聞いて考え感じるがマーケター
ペルソナシリーズは意外にもシニアの方からも反響が大きく嬉しい限り。どうしたら取材無しにそれを書けるのかというご質問がありましたから書いてみます。
広告会社や私たちもよるやるインタビュー。とても参考になりクライアントとやります。しかしその先を考える癖をつけることが大切。インタビューに来られて自分の声で話せる積極性のある方ばかりじゃないし、インスタやTwitterに書く消費者ばかりではないです。そのデータをもとにその先にいるもの言わぬ、かつ支えてくれている消費者をみるようにしています。
もの言わぬ消費者が普段接触する情報がどこにあるのかいるのかをイメージしながら検証します。今生きている人、暮らしている人の日々の悩み。体調やお金、生き方の悩みをイメージします。理想的なペルソナとリアルをわからないとメッセージが作れません。
マーケティングとは需要の創出。例えば旅先で砂漠を手ぶらで散歩。熱中症になり命の危険があったら100円の水がそこに数万円で売っていても買います。大好きなアーチストの屋外ライブ。100円のカッパが2000円で売っていても買いますよね。安いから買うんじゃなく必要だから買い、好きだから買い続けます。買う心理とシーンをイメージするために観察力や感受性は鍛えておくと良いかもしれません。
需要をつくり売りに繋げていくのが私たちの仕事。だからこそ人を見たり人から聞いたりする必要があります。
具体的には毎日スーパーに行き買い物カゴや行動をみて、会話を感じ表情や仕草を見るようにしています。カフェや喫茶店でも同様。仕事や暮らしをイメージしちゃいます。電車の中でスマホの画面もさりげなく見ちゃうのもクセかも。
見るだけではなくカテゴライズしてラベリングまでしないと意味がないです。例えばオーガニックスーパーでワインを選ぶ方と立ち飲み居酒屋で飲む方は明らかに違うカテゴリー。但し立ち飲みの場所により違います。雑誌に出ているおしゃれビストロ立ち飲みもあります。トレンドに敏感なアパレルの方はそうゆうところで飲みがち。着ている服の流行の取り入れ方やメイク、髪のツヤや話し方や声のハリも見たり聞いたりします。髪のツヤは栄養や食事と関係していますから。
このように普段から観察しながらイメージするを癖にすることがペルソナを考えるときに役に立ちます。消費者を知る。その人のツボを知ること、その人に寄り添っていくのはあらゆる仕事、あらゆる人生で役に立つと思います、
プライベートでは意見や考えのある人と話しをしたら楽しいから絶対モテるようになりますから、お金もいらないしひま潰しになるからやってみてくださいね。楽しいですよ。まずは今日のコンビニでやってくださいね