世渡りと好感度と手に職
大好きなラップグループのクリーピーナッツのDJ松永君の発言からイマドキを感じることがありました。昔はラッパーというのはちょっと世の中に反抗的で反骨的な不良がウリでしたから服装も発言もヘイヨー的なものが多かったそうです。しかし松永君は「いろいろな服を試したけれど、今は普通の服。しかも良い人そうな服がファンに受けることがわかりました。ラップやDJもファンがあってのことですから」と・・。サングラス、ドレッドヘア、腰パン、ダボシャツ、金のネックレス。ワルっぽいというラップとDJのイメージはかわりました。
昭和の時代は、学校や会社で目立つヒトは生徒会長っぽいか、部活のエースです。なかでも一番のヒーローは運動神経がよい男気のあるカッコいい不良でした。松永君の発言のように令和の今は、反抗的に見えてしまっても憧れの存在になれないようです。普通っぽくて穏やかが大切なんです。仕事に対する真摯さと努力は怠らないけど一見普通。彼の発言や振る舞いを見て音楽の世界だけでなく社会は変わってきているんだと思いました。会社でも昔は前向きで元気で優等生タイプの営業マンがスターだったかもしれませんが今は圧倒的に普通で周りに優しい人に変わりました。
組織に縛られたくないという意味では資格で生きていくという方もいます。弁護士、会計士、医師、薬剤師、看護師、教師、設計士、調理師など。最近人気でニーズが高いのは圧倒的にITエンジニアやサーバー保守とネットワークエンジニア。そして昔から職人と言われている大工さんや内装、電気工事等。このように手に職をつけて仕事を極める方法もあります。ITエンジニアは自宅でも可能です。
多様化が進んだ今。同じ仕事をしていても評価される人されない人がいます。仕事に対する真摯さと努力は怠らないけど一見普通。これができたら絶対成功するのかもしれませんが・・。普通が一番難しいですよね