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22歳大学生「痛み」

弱い。

英語ができない。自信をもって自分の言葉で話せない。やると言いきれない。情けない。

出来ない現実を見ると心が痛む。シャドーイングした英語を聞いて、たどたどしいと悲しい。ここまでしかできていないのかと絶望にも近いものを感じる。

昔の自分ならここでやめていた。だが、ここで逃げないことで未来を変える。拙くても、弱くても、脆くてもそこから逃げない。

この痛みがきっと自分を大きなものにしてくれるはずだ。筋肉にダメージが入って、筋肥大するように自分にもダメージが入らないと大きくならない。

夢や目標に向けて必要な痛みなのだ。カッコつけると、ノーペイン・ノーゲインってことだ。

俗にいう「成功者」を見ているとこの痛みをカットして、キラキラしたところしか切り取られない。夢のある世界だと思って一歩足を踏み入れたら、思ったよりも傷がつくもんだからびっくりして逃げ出す。そういうもんだと期待しないで取り組んだ方がいい。

たぶん、今日感じているこの痛みは少ししたら癒える。その時にただ元の状態に戻るのか、少しでも可能性や能力を上げて戻るのかはここから継続できるかどうかにかかっている。

思えば勝ち戦だけで生きてきた人間だった。幼少期は「クラスで」成績トップ、バイトでは「できる仕事ばかり極めて」店長から一定の信頼を得る、野球でも「すぐ使える投球術を覚えて」それなりの投手になる。

ケガしないように、上手いこと逃げながら生きてきたんだ。たぶん、この生き方をしていてもそれなりには生きていける。死にはしないし、文字通りに(あるいは社会的に)生きる場所がないとかそういうことになる可能性は低い。だが、それ以上はない。

大きな風呂敷を広げた以上、短期的な痛みは覚悟。長期的にあの時の苦労が自分を作ったと言えるようにしたい。

しんどいときも、調子がいいときも「無私の心と燃える闘魂(by稲盛和夫さん)」でやり続けるのみ。

正直、ちょっときつい。でも、たぶん間違っていない。真正面から痛みを感じてエネルギーに変える。

3月1日のTOEICで900点以上取る。

では。

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