チガサキ⊿ライフ121 : けん玉
1. 駅前イベント
けん玉師・伊藤佑介によるショーと、ワークショップの二部構成の計1時間の催しに参加した。けん玉連続競技「もしかめ」を7時間35分55秒続けてギネス認定されたらしく、和風の出で立ちと地味なパフォーマンスではあるが、子供達へのウケは悪くなかった。
2. 拳玉
てっきり日本の、少なくとも中国圏の遊びかと思っていたが、日本に伝わったのは江戸時代の1777年で、国内唯一の開港地であった長崎から輸入された文化らしい。当時は“拳玉”と表記されたこの代物の起源は、諸説有るもののフランスのビル・ボケ(Billeboquet)が有力らしい。
3. けん玉級位認定証
フランス発の文化だが、すっかり日本に馴染んだけん玉は、級認定の技も十和風の名前となっている。今回のワークショップの売りは、その場で“けん玉級位認定証”を発行することだった。
頭に汗をかく奮闘振りであったが、息子は10回のチャレンジで大皿に乗せられず、残念ながら級を取れずに終わった。対照的に娘は、汗もかかずに7級の“ろうそく”まで見事に決め、認定書を受け取って誇らしげな笑みを浮かべていた。