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今週の2冊~ナリワイをつくる

以前朝活道場で知り合った方から教えてもらい、
複数収入を考える参考になるかなと思って読んだ本がこちらです。

個人レベルではじめられて、自分の時間と健康をマネーと交換するのでなく、やればやるほど頭と体が鍛えられ、技が身に付く仕事をナリワイ(生業)と定義。具体的なナリワイのタネを生活の中から見つけ、1つ1つを自分の小規模な自営業として機能させ、それらを組み合わせていくことで、「働くこと」と「自分の生活」を近づけることを目指す著者の、人生を使ってつくった渾身の「たたき台」。
ポストグローバリゼーション時代の滋味溢れる働き方がここに。
非バトルタイプのためのゆるやかな作戦!

Amazonの概要を引用しました。
この「非バトルタイプ」というのがいいね…。

いきなり頂点を目指さなくてもよい

この本は非バトルタイプのための(?)
自分で何かをつくってあわよくば少し収入を得ようぜという内容です。

例えば「副業すっぞ!」と考えた時
みなさんは何から考えますか?

私の場合「じゃあ、私のどのスキルが使えるんだろうか」「私何ができるんだろうか」が一番最初にくる。

これは私の気質でもあると思うんだけど、
「プロじゃなきゃ認めてもらえない」的な意識があるんですよね。

周りにはあんなに凄い人がいて、
私のほぼ素人のスキルでは到底叶わないし、プロに失礼だよな…という
想いがあります。

が、この本はそこをぶち抜いてくれます。

著者の伊藤氏はプロでもないですが年に数回結婚式のプロデュースをしています。
結婚式というと、結婚式場のプランナーがいて、それこそプロの演出を一緒に作ってくれるのですが
「結婚式もつくれるんじゃないのか」ということで始められたらしい。

私はこれを読んで、「あ、いきなり頂点を目指さなくてもいいのかな…」と思ったりしたんです。
いきなりプロにならなくてもいい。
むしろ、いきなりプロを目指さなくてもいいのではないか…とすら。

生活の中や興味の中で、「自分・自分たちで作ってたのしい」というものをやってみたらいいんじゃないの?という感じ。

自分は「現場感」がとても好きで、WSやらプログラムの時間をつくって運営することが好きで
例えばキャリアを考えるWSや、はたまた教育系のWS(100人村とか)をやってみたい!と思うのですが
プロでもないし、プロでもない人間がやっていいものか…と動けないでいましたが

別にやってもいいんじゃないの?誰に怒られるわけでもなしに…

と思えるようになったのでした。(もちろん準備はしっかりしないとですが)

私は人と話して、話を聞いたり、教えられたり、気付かされたりが好きなので
こういう時間を自分から作り出したいな…
あれこれ考え過ぎずやってみようかな…と思ったのでした。

循環する

この本を読んでいる間、先日noteにも書いた「マンダラートワーク」に参加していました。

とっても豊かな時間を過ごせたのですが
主催のうめちゃんの言葉で「全てが循環している」という言葉があり
なんて素敵なんだ…と感動したのでした。

仕事も学びも育児も暮らしも、全てが関わりあって循環している。

そういう生き方って心地よいだろうし、土台があるし、じっくり成長していけそう…と。

このナリワイもそれに近しいと感じました。
身の回りにあることや、興味関心から生まれるもの。
生活の1部であって、違和感があまりないもの。ワクワクするもの。

そういうものを作っていけたらいいな。
私は手仕事とかものづくりが本当にできず、興味はあるけどワクワクはしない(笑)
人と人の繋がりをつくるほうがワクワクする。
そこで生まれる化学反応にドキドキする。

そういうナリワイ的なモノを
ちょっとやってみようかな…と
この本とマンダラートワークで思ったのでした。

自分に言い聞かせていた言葉

そう言えばで思い出したのですが
超絶不器用な私がデザイン専門学生になったとき
周りとのレベルの差にそれはそれは凹みまくりました。

デッサンも私だけ何度もやり直し、着色もムラだらけというような
君何しにきたの状態。
周りはデザイン科出身とか、手が器用でものづくりが好きとか、イラストずっと描いていたてか…

その時自分を慰めていた言葉は

「あの人もこの人も講師だって、誰もが初心者だった」

という言葉でした。
言い聞かせて言い聞かせて、何とか一応デザイナーにはなれたんですよね…
(ちょっと自慢すると卒制は専攻で2位か3位かを取ったんだよね。順位忘れたけど…落ちこぼれがここまでこれたのは素直に自分を評価できる)

今も一緒。何かをやるのにいきなり気張りすぎなくてもいい。

そう思うととても気が楽になったので
少しずつ挑戦してみようと思います。いろいろ。

それでは!







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