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母から娘へ女性の負の連鎖が起きる理由を第2チャクラから考察する
思えば私は、ずっと姉を殺した“犯人捜し”をしてきました。
結果的に姉を殺したのは姉自身だったのですが、
生前、姉は『父親より母親が問題だ』と言っていたこともあり、
ずっと自分の中で、
いったい何が姉を死に追いやったのか
母と姉の間にいったい何があったのか
と、モヤモヤした感覚を抱えてきました。
そんな中で、ある一冊の本と出会いました。
私にとってこの本が衝撃的だったのは、この本に出てくる第2チャクラが開きすぎの人の特徴が、まさしく姉にぴったり当てはまっていたからです。
そしてそこから、姉がなぜ母親との間で問題を抱えていたのか、なぜ自ら死を選んでしまったのか、
姉の死から13年経ってようやく、腑に落ちた感覚がしました。
そもそも、第2チャクラがなぜ大切なのでしょうか。
本によると、
第2チャクラのテーマは、「自分らしさ」「自分を愛する」「生きる喜び」「パートナーシップ」。まさに「私の中心」となるような大事なテーマばかりです。
からだを乗り物として捉えると、魂の「指定席」は第2チャクラにあるんです。魂はその席に座って、からだを「操縦」して、この世界を体験します。いわば、「人生のハンドル」を握る魂の操縦席が、第2チャクラにあるのです。
とあります。
人間には代表的なチャクラが7つありますが、その中でも第2チャクラは、私たちがありのままの自分で幸せになるために、欠かせない重要なテーマを担っています。
そして何が重要かと言うと、この第2チャクラの働きを安定させるためには、幼少期の母親とのかかわりが密接に関係してくる、ということです。
私の母はネガティブ思考が強く、完璧主義でとにかく自分を責めるタイプの人間でした。
母はもともとの気質として、相手の気持ちをくみ取ったりスキンシップをはかることが苦手なため、よく父から否定的なことを言われたりなじられたりしていました。
昭和20年代生まれということもあって、“良妻賢母”の呪いが色濃い土(地)の時代の影響もあったことかと思います。
そんな中で、自分に必要以上に厳しくなったり自分を否定する癖が、母の中には深く根付いていました。
第2チャクラが開きすぎる人は、以下の特徴があるとされています。
孤独を常に強烈に感じている
母親が困りそうなことやいやがりそうなことをわざと行う
周りの人が困ることをわざと行う
わざと人目を引く行動を取る
報われない・幸せになれない、とわかっていながら不幸せな恋愛をする
子宮を含む女性器のトラブルが多い
「死にたい」「いつ死んでもいい」など、「死」を頻繁に口にする
自傷行為を行う
アルコール、ギャンブル、ニコチン、ドラッグ、買い物、ホスト(ホステス)、性行為などに依存傾向が表れる
好意があり、興味がある人やモノへの独占欲と嫉妬心が強い
窃盗、痴漢、万引きなどの犯罪行為を繰り返す
群衆の中に身を置きたがる
10代の頃から激しい反抗期があり、成人後も自傷行為を繰り返していた私の姉は、このチャクラの開きすぎの特徴によく当てはまっていました。
一方で私は私で、第2チャクラが閉じすぎている人の特徴によく当てはまっていました。
特に、
無意識に母親が喜ぶこと(納得すること)をしている
自己評価が低く、「私なんか」「自分なんて」などの自分を卑下する言葉が口グセ
何事も自分で決められず、すぐ人にアドバイスを求めようとする
漠然とした不安を常に感じている
自分のキャパシティを超えて、頑張りすぎる
人から嫌われることや否定されることがこわい
パートナーシップがうまく築けない
性的な話題(「下ネタ」を含む)を避けたり、嫌悪する
性行為を避ける
子どもを産むこと(授かること)が怖い、もしくは抵抗がある
甘いお菓子、小麦製品、ヴァーチャルな世界に、過度に依存する
といった項目は、自分のもともとの性格とさえ思ってきました。
私の姉は、性に奔放で複数の中絶経験がありました。
また、学生時代から暴力沙汰を起こしたり、成人後もいろいろと問題を起こしていました。
まさしく、
母親が困りそうなことやいやがりそうなことをわざと行う
を地で行くような人生でした。
一方で、私は反対に、
無意識に母親が喜ぶこと(納得すること)をしている
人から嫌われることや否定されることがこわい
といった傾向があり、また、性的なことに対してもブロックを抱えていました。
性に奔放な姉と、性に消極的な妹。
表面的にはまったく正反対でしたが、私たち姉妹は見事に第2チャクラが成長することなく、傷を負った状態でした。
そしてその背景には、自己否定の強い母の子育てが強く影響していました。
今回、この本で伝えたいことのひとつに「おかあさんの第2チャクラも傷ついていたんだ」ということがあります。実は、おかあさんも「おかあさんから許されなかった人達」なんです。
おかあさんも、許されたい。認められたい。愛されたい。「私を許して!」というこころの叫びを、自分の子どもにぶつけてしまうこともあるんです。
とあるように、母親自身が第2チャクラを健全に育むことができなかったという背景があります。
アメリカのドラマ『シャープ・オブジェクト』で、毒親として描かれる母親が娘に放ったセリフがあります。
私はあなたが私を救ってくれると思った。
あなたが私を愛してくれると思った。
そうしたら、私の母親も、私を愛してくれると思ったから。
あなたは生まれたときから私の与える食べ物を受け付けず、まるで私が生まれてきたことすら否定しているようだった。
あなたは、私が愚かで幼い子どものように感じさせた。
このセリフはまさに、今回引用した箇所と当てはまります。
特に私の場合は、第2チャクラが閉じすぎていました。
第2チャクラは子宮や腎臓、腰や生殖器(主に女性器)を支配部位に持つため、閉じすぎていると、
自分を愛する、安らぐ(安心する)、喜ぶ、受け取る、人との関係を築く、性行為をする
といった行動を、自分のためにとることができなくなってしまいます。
私は前回の記事で書いたように、いつのまにか行動の基準が無意識下で“母親がどう思うか”にすり替わっており、
自分らしい人生を選び取ることができなくなっていました。
特に、繊細だったり共感能力が高い場合、第2チャクラが健全に育っていないと、
自分でも知らず知らずのうちに、自分の感覚を無視して、親を安心させたり満足させたりするような行動を取ってしまいがちです。
そしてその行動には、母親からの潜在意識下で、
“私を幸せにしてよね”
“私(女)は自分で自分のことを幸せにはできないのだから”
といったメッセージを受け取っており、
そして、そこから
“親の幸せのために自分が存在している”
“親を幸せにできない自分には存在価値はない”
という、間違ったセルフイメージを抱えこむようになってしまいます。
本によると、
第2チャクラが開きすぎている人の心の声は、【私に気づいて!】であり、
第2チャクラが閉じすぎている人の心の声は、【私を許して!】とあります。
「私に気づいて!」も「私を許して!」も、そのベクトルは母親(内なる母親)に向かっています。
つまり、他者や自分の中に存在するインナーペアレントに認めてもらえない限り、第2チャクラが癒されることはありません。
ただし、自分の第2チャクラが傷ついていることに気づければ、自分たちで癒し回復させていくことができます。
特に閉じすぎさんの対処法として、
母親がいやがりそうなことをあえてやる
というものがあります。
私は、開きすぎの姉を持ったがゆえに、
無意識下で、母親が嫌がることを避けてきました。
初めて髪を染めたのは、30歳を過ぎてからです。
無断外泊などもってのほか、夜出歩くことすら未だに罪悪感を持ってしまいます。
この、無意識レベルで感じている、
母が聞いたらなんと言うか
母が知ったらなんと思うか
といった恐れを手放し、
私がやりたいから、やる。以上。
で、誰になんと思われようと、自分の感性や感覚を頼りに、やりたいことを思いっきりやること。
親から自立するためには、
「親と自分は違う。そしてそれでいい」
といった自分の中の許しが重要です。
親の期待に応えられない自分でもいい
親を幸せにできない自分でもいい
と、自分をありのまま許せること。
親も弱さや脆さを抱えた人間であり、だからこそ違いを認め合えるということ。
そもそも、親に怒られると思っていたことが、案外スルーされることもあります。
自分の中の母親像にとらわれるあまりに、自分で自分に足かせをはめて身動きできない状態に陥っている場合もあります。
ということで、少しずつではありますが、自分の中の“常識”をぶっ壊していくことで、
第2チャクラをほどよく開き、自分でいることを楽しんでいきたいと思います😊
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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