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認知の歪みは“治す”よりも“距離を取る”


昔、鈴木由美子さんのマンガ『アンナさんのおまめ』がベッキーさん主演でドラマ化され、

当時原作を知らなかった私は、かなりの衝撃を受けました。

Wikipediaには、主人公についてこう記述があります。

桃山リリは、女優志望のフリーター。深海魚系サカナ顔女だが、本人は美人だと思い込んでる、困った女。

アンナさんのおまめ

このドラマのストーリーは覚えていませんが、

とにかく主人公がスーパーポジティブで、世界は自分を中心に回っていると思っているキャラなのです。

それでいてどこか憎めず、くすっと笑えるドラマでした。



私が認知の歪みについて考えるとき、この『アンナさんのおまめ』がまっさきに思い浮かびます。

また、2018年のアメリカ映画『I Feel Pretty』でも、似たようなキャラクターが出てきます。

(外見コンプレックスを抱える主人公が、頭をぶつけたことがきっかけで自分はものすごい美人だと思い込み、人生が好転していくというお話です。)



同じ現実であっても、認知の仕方によってそのとらえ方は人それぞれです。

コップに半分水が入っているのを見て、

“もう半分しかない”と思う人もいれば、

“まだ半分もある!”と思う人もいる。

そして、どうせなら“まだ半分もある!”と思えるほうが、人生は楽しい。



じゃあ、何でも物事をポジティブに考えていけばいいんでしょ?はい、めでたしめでたし。

といきたいところなのですが、そうは簡単にはいかないのが、この問題の根深さなのです。

特に、幼少期に親の偏った価値観を植え付けられた結果、現実世界をゆがんだ形で認識してしまうことにより、

頑張らないと愛されない
今の自分には価値がない

と思ってしまうことがあります。

そして、自分より他人の欲求を満たそうとしたり、他人からの賞賛を必要以上に追い求めてしまうようになります。

なにより私自身が、ずっとこの偏った他人軸で生づらさを抱えてきました。


そんな私ですが、アセンションを経験し自分軸を少しずつ取り戻していった結果、

“自分の正解が世界の正解”と思えるようになり、外側の現象に振り回されることなく、自分の中の認知の歪みと上手に距離を取れるようになりました。


認知の歪みがあると、自分を好きになれません。

本当の自分として生きることができず、常に自己否定の中で息苦しさを感じるようになってしまいます。

認知の歪みと上手に距離を取ると、自己否定することがなくなります。

ありのままの自分を肯定することができ、充実した人生を手に入れることができます。

もしも、

ネガティブ思考が手放せない
認知の歪みと距離を取っていきたい
今の自分を好きになりたい

という方は、ぜひこの先も読み進めていただき、自分らしく心健やかに過ごしていくためにご活用いただければと思います。



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