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本家より面白い「スリーハンドレッド帝国の進撃」を見た感想

本家「300」(スリーハンドレッド)は2006年に公開されたアメリカ映画です。 そのバイオレンスと映像美がうけ、製作費65億円で興行収入456億円を叩き出しました。 作品がヒットすれば当然、続編が作成されます。 「300」の続編として作成されたのが、「スリーハンドレッド帝国の進撃」です。 今回の記事では「スリーハンドレッド帝国の進撃」を紹介します。 当たり前ですが、ネタバレ全開です。 主演はサリバン・ステイプルトン 主役のテミストクレスを演じるのはオーストラリア人俳優のサ

岡田准一さん主演、映画「永遠の0(ゼロ)」を見た感想

先日「永遠の0」を借り、視聴しました。 「永遠の0」は観客動員数700万人、累計興行収入86億円を達成した大ヒット作です。 観客動員数700万人というのは凄い数字ですね。 当然2014年邦画興行収入第1位を記録しています。 あれだけヒットしたにもかかわらず、レンタル店の棚に並んでいる枚数はわずかでした。 多分、あの人が不祥事を起こした影響でしょう。 酷評は本当か? この作品に関しては、著名人から「ラノベ」の映画化にすぎないとか、「右傾エンタメ」とか酷評されました。 実際鑑賞

再生

「ぼくは明日、昨日の君とデートする。」の紹介動画です。

この映画は、逆方向に時間が進むパラレルワールドを舞台に、年を取る彼氏の南山君と若返る彼女の福寿さんの恋愛を描いています。 二人は5年に一度、月の満ち欠けの30日間だけ会えます。 脚本は『君の膵臓をたべたい』の吉田智子さんが担当し、原作を映画用にブラッシュアップしています。

女優・小松菜奈の魅力に悶絶「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を見た感想

基本的には恋愛キュンキュン映画です。 原作は七月隆文さんの同名ライトノベルです。 小説は160万部を売り上げる大ヒット作となっています。 ざっと印税を計算してみましょう。 定価600円、印税10%、所得税20%で計算すると、7680万円となります。 やはり小説は当たるとデカいです。 映画も18.5億の興行収入を記録するスマッシュヒットとなりました。 現在はマーケティングの問題もあり、漫画でも小説でも100万部オーバーの原作でないかぎり、怖くて実写化できません。 今回は、「

マクスゼンのGoogle TV搭載スマート液晶テレビのレビュー

この32インチのマクスゼンのGoogle TV搭載スマート液晶テレビは、テレビ視聴用のWチューナーを搭載しており、動画配信サービスへのアクセスもリモコンで簡単に行えます。 さらに、別売りの外付けHDDを接続すれば録画も可能です。パーソナル使用に最適な一台です!

真夏の丑三つ時に見たい横溝正史作品4選。【ネタバレ】

真夏と言えばホラー映画です。 しかし、海外のB級ホラー映画を観ても、何の感興も湧いてきません。 やはり日本の夏には日本の映画です。 そこで横溝正史・原作の中から4つ作品を選んでみました。 犬神家の一族 日本映画の金字塔と呼ばれる邦画の傑作です。 音楽はルパンシリーズで有名な大野雄二さんが担当しています。 非嫡出子の遺産相続を巡る争いを描いたホラーですね。 テーマは母の子に対する愛です。 怪異すぎる死に様がいきなり何度も出て来るので、本当に怖い映画ですね。 悪魔の手毬唄

名作だけど見たくない映画ベスト3

誰しも目を背けたい現実があります。 本来、映画というものはエンターテイメントだと思います。 ただ、同時に芸術でもあります。 目を背けたい現実にスポットをあてえぐり出す、そんな作風の映画もあるわけです。 今回は、メンタルにディープインパクトを与える映画を紹介します。 火垂るの墓 のっけから逃げ出したくなる映画です。 映画館で上映された時は、「となりのトトロ」と同時上映でした。 先に見たのが「火垂るの墓」です。 「火垂るの墓」でメンタルを打ち砕かれた後、「となりのトトロ」を見

超努力の宇宙飛行士誕生物語!「ミリオン・マイルズ・アウェイ~遠き宇宙への旅路~」を観た感想。

「ミリオン・マイルズ・アウェイ~遠き宇宙への旅路~」という映画は、実在の宇宙飛行士、ホセ・モレノ・ヘルナンデスの半生を描いた作品ですね。 主人公のホセは、メキシコからアメリカへ移住した貧しい農場労働者の息子で、アポロ11号の発射のテレビ中継を見て宇宙飛行士を目指すことを決意します。 しかし、その道は困難の連続でした。 まず、学費の問題が発生し、両親は新居の購入を諦めてホセの学費に全ての貯金を注ぎ込みました。 大学卒業後、彼はミサイル防衛の研究を行いながらNASAの受験を試み

原作(漫画)「恋は雨上がりのように」(恋雨)を読んでみた感想。【ネタバレ】

先日映画「恋は雨上がりのように」を観たので、今回は原作(漫画)を読んでみました。 原作(漫画)は2017年11月時点で累計発行部数が約175万部を突破した人気作です。 今後200万部、300万部と部数を伸ばしていく漫画でしょう。 原作で注目したのは九条ちひろです。 原作では九条ちひろの出番がやたら多い。 4巻から九条ちひろが登場します。 劇中ではトリックスターの役割です。 ちひろの登場で物語が大きく展開していきます。 見出し おちゃめな九条ちひろ 印象に残ったちひろがらみ

2018年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞「万引き家族」を観た感想。【ネタバレ】

「万引き家族」は、日本人監督作品としては、1997年の今村昌平監督『うなぎ』以来21年ぶりにカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した作品です。 カンヌ国際映画祭、コンペティションの選考基準は以下の通りです。 カンヌ国際映画祭のパルム・ドールは映画人なら誰でも一度は取ってみたい賞でしょう。 年間数千本製作される映画の中で受賞できる作品はたった一つです。 この手の作品は「全米が涙した。」とか「感動の超大作」とかいう売り文句の映画が好きな人は、見てもピンとこないかもしれません。

Amazonオリジナルのスーパーヒーロードラマ「ザ・ボーイズ」の最新シーズンいかがでしょうか?

超能力を駆使して人々を助ける一方で、ドラッグや性行為、各種犯罪に手を染める倫理観ゼロのヒーローチーム「セブン」。 そのセブンに家族や恋人を殺された者たちで構成される組織「ザ・ボーイズ」。 この作品では、シーズンを通じてセブンとザ・ボーイズの激しい対立が描かれます。 前シーズンで死亡したはずのセブンのメンバーが何事もなく復活したり、ザ・ボーイズのリーダーであるブッチャーが追放されたりと、新シーズンも驚きの展開が続きます。 また、スピンオフ作品「ジェン・ブイ」の主要キャラクター