真夏の丑三つ時に見たい横溝正史作品4選。【ネタバレ】
真夏と言えばホラー映画です。
しかし、海外のB級ホラー映画を観ても、何の感興も湧いてきません。
やはり日本の夏には日本の映画です。
そこで横溝正史・原作の中から4つ作品を選んでみました。
犬神家の一族
日本映画の金字塔と呼ばれる邦画の傑作です。
音楽はルパンシリーズで有名な大野雄二さんが担当しています。
非嫡出子の遺産相続を巡る争いを描いたホラーですね。
テーマは母の子に対する愛です。
怪異すぎる死に様がいきなり何度も出て来るので、本当に怖い映画ですね。
悪魔の手毬唄
岸恵子さんが、快演を見せています。
パッケージにもなっていますが、葡萄酒工場での絞殺死体はトラウマになります。
一度見てしまうと忘れる事が難しいくらいのインパクトがありますね。
獄門島
この映画は、何と言っても大原麗子さんですね。
とにかく大原麗子さんの美しさが際立っています。
そのせいか、あまりストーリーというものが頭に入って来ません。
子役で浅野ゆう子さん、荻野目慶子さん、荻野目洋子さんが出演しています。
戦後の混乱期を舞台にしているという点では、犬神家の一族と似ています。
南国のリゾート感を楽しみたい人向けの作品です。
病院坂の首括りの家
若かりし頃の桜田淳子さんが本当に綺麗です。
また草刈正雄さんが準主役として出演しています。
そのせいか、これまでの作品と比べ、ちょっと金田一耕助のカラーが薄めです。
とはいえ名作である事に間違いありません。
まとめ
重厚なホラー映画を観たいと思ったら、横溝正史作品をオススメします。
人間同士の相関関係をきっちり描いている点がミソです。
この点、一介のホラー映画とは違います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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