見出し画像

<出版とエンタメ>アース・スターの社員たち #3

クリエイター達の思い描く世界を、本にしていく──。

こんにちは、アース・スター広報担当の吉田です!
2025年度の新卒採用がスタートいたしました。
少しでもわが社のことを知って頂くキッカケになればと思い、様々な部署の社員たちにインタビューをいたしました。いったいどんな会社なんだ?
ですよね。ぜひご覧ください。

今回は「アース・スターコミックス」や「アース・スターノベル」「アース・スタールナ」それぞれのレーベルで出版された書籍をデジタル化し、電子の書店へ営業・卸すことで、読者と作品との出会いを作る<デジタル営業課>に在籍する下野 貴裕(しもの・たかひろ)さんにお話を伺います。


某ゲームが好きな下野さん。ミッドはまかせましたよ!

★PROFILE:下野 貴裕 さん(2022年入社)

マンガ、ゲーム、アニメを始め、メディアミックス作品のライブなど、昔から好きなものは趣味として楽しみつつ、新しいエンタメコンテンツにも興味の赴くまま触れるようにしています。
基本的にインドアで、今はリモート業務が多いこともあるので、なるべく外出するようにしていて、最近は少し遠い本屋やカフェに行きます。

■「アース・スターの電子書籍営業」とは、具体的にどのようなお仕事ですか?やりがいも教えてください。

一言で表現すると、当たり前なのですが「電子書籍を売る」ことです。
電子書籍データの制作進行から始まり、販売を促進するための施策を企画・実施します。
とはいえ直接ユーザーに対して販売をしているわけではなく、電子書店に対して営業をして、限られたキャンペーンの枠を獲得したり、宣伝のバナー展開ができるように調整したり、新刊キャンペーンの実施を相談したり……。
細かいことを挙げればきりがありませんが、「電子書籍を売る」ために必要なことは何でもやります
目的のために自分の考えをもって取り組めるのは魅力の一つだと思いますし、その狙い通りに営業の成果が売上に現れることが一番やりがいを感じます。

ここはエントランスに併設するカフェ。社内外の方にご利用いただけます。

■出版社の営業を志した理由は? 

実は、全く別業界を目指して就活をしていたのですが、新卒で入社した会社でたまたま電子書籍に関わる仕事をすることになったことがきっかけです。
電子書店と出版社の仲介をする取次という仕事をしていたのですが、もっとコンテンツを直接売ってみたい、出版社の力になりたいと思うようになり、縁もあり、元々ファンだったアース・スターの営業に転身しました。

■電子書籍の営業担当として仕事をするうえで、大切だと思うこと。

「キャッチアップ」だと思います。
何をするにしても業界の動向を把握することは必ず必要なので、取引先などからの情報収集は欠かせません。流行ジャンルや勢いのある電子書店、他の出版社の動向を知ることで、今できること・やるべきことを適切に判断することが大切だと考えています。

■入社後、一番印象的だった思い出を教えてください。

とある著者様達と直接お会いしたことです。
電子書店が主催する、作品の人気投票キャンペーンが沢山あるのですが、その中の一つをノベル作品が受賞することになった際、その授賞式で原作者さん・イラストレーターさん・漫画家さんとお会いする機会がありました。
それぞれがその作品に込めた思いや制作の背景、とても濃い人生経験の話がとても興味深く印象に残ってます。あまりない機会でしたが、出版社ならではの経験だと思います。

さまざまな賞の受賞にあたり盾やトロフィーが届くことも。その栄光はエントランスで輝きます。

■お好きな本は様々あると思いますが、趣味や勉強の際は別として、営業として読書をする際に意識していることはありますか?

電子営業としてという点では、「新刊以外ランキング上位の本」と、「1巻から話題になっている本」はなるべく読むようにしています。
電子書籍は、特性上割引やキャンペーン展開が理由で売れる本が度々生まれますが、その営業手法を学んで取り込みたいと常に考えています。
例えば無料や割引のキャンペーンで話題になるケースでは、効用の高い割引はどこまでかに注目して、自社作品のキャンペーン展開の参考にしています。

パートナー企業と連携し、デジタル領域からヒット作の火付けを狙います!

■今後、挑戦してみたいことや目標を教えてください。

シリーズ1巻目の売り伸ばしが今の目標です。
電子書店では、目につくバナーの枠は取り合いになる傾向があるので、実績がないシリーズ1巻目の掲載をするのが難しいです。また、リアル書店でいう平台が電子では存在せず、そもそも膨大な点数の本が販売されているので、偶々その本に出合うことが難しいのが今の電子書店だと思います。それでも、本が売れなければ次の本を出版するのは難しくなりますし、著者さん、イラストレーターさん、編集さんなど、多くの人が関わる作品を、もっともっと世に広めていきたいと考えています。
また、アース・スターコミックスは週次更新でWEB連載をしていますが、そのサイトへの流入を増やすような施策に挑戦してみたいです。単行本になる前から人気が出る作品が増えれば、売り伸ばしが難しいシリーズ1巻目から、もっと積極的に営業を仕掛けられると思います。

中途採用も各ポジション通年で行っております。
ご興味がございましたらぜひご覧ください。

そして! コーポレートサイトも近日フルリニューアルいたします。
こちらもあわせてお楽しみに!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?