自然に浮かんでくる気持ちが変わってきた。
「MAY I HELP YOU ?」
であってるかいな、これはいらっしゃいませ、かいな?とにかく夜の京都駅前のスタバには夜行バスを待つ外国人の方々がいた。みんなちょっと深刻そうな顔でなにかを言い合ってる。僕は夜行バスをここでもう2時間待っているだけの、いてもいなくてもいい存在だ。
僕がそのグループにこう声をかけると、
「いやぁ僕らの乗るバスがさ、きちんと発車するのかどうか気になってさ。」と一番多く話していた落ち着いた髪の色をしてメガネをかけた白人のおにいさんが答えてくれた。