二人の行く未来は 穢れの無い強さで
先週金曜日、0:33に起きる。
元気に運動して、朝ごはん食べて、シャワーして、北を待つ。
思ったより早く来てくれて、病院の待ち時間長くなるよ?って言ったけど、それは構わないとのことで、早めに眼科婦人科のある総合病院に。
眼科、1番最初の患者で、これは早く終わるかなー?婦人科の予約時間までなにしよう?とか話してたけど、診察開始時間前から検査検査で、なかなか終わらない…
8時について、10時の婦人科予約まであと10分のとこで、検査結果が出ないから、先に婦人科行ってきて下さいと言われ、婦人科に。
まあ、婦人科はロキソプロフェンもらうだけだから、すぐに終わっちゃう。
でも、眼科も婦人科終わった後行ったら、検査結果出ていて、なんか気になっていた症状は、多分気のせいで、まだ老眼の毛もなく、近視のみ。
相当な度が進んでいて、11年前につくったメガネじゃ合わないから、ついで処方箋書いてもらう。
病院終わり、帰り道にあるメガネ屋行ったら、とても素晴らしい接客されて、ここで買う!と思ったけど、北に、君のその決断の早さは、いいとこで、また欠点でもある、と言われて、他の店も覗くことに。
でも、その素晴らしい方の名刺は貰ったので、多分そこで買う。
色々つけて、どんなのがいいかなー、と思っていたら、
「君は顔が地味だから、派手目のフレームの方が合う」
と、店員さんの前で断言した北…
上品に微笑んでくれた店員さん、ありがとう。
昼1で精神科の予定だったけど、時間があまり、外食するか悩んで、結局北は買ってきたお弁当、私は作り置きのおにぎりやらで簡単に済ます。
精神科、昼に行くのは初めてで、どのくらいかかるのかなー?と思っていたら、あっという間に済んだ。
しかも、午前中は患者さんも多く、先生もスタッフの方々も多少殺気立っているが、昼はのーんびりで、談笑しながら30分ほどで終了。
そのあと行った耳鼻科も、午前中行ったら空いてても1時間半ほどはかかるのに、10分で終わる。
時間余ったので、必要だなと話していた日傘を見にあちこち行く。
結局、イオンのにする。
縁がレースっぽくなっていて、写真には写らなかったけど水玉は水色で、君好みじゃん、と北が見つけてくれた。
お値段1000円。
親友曰く、お安い!とのこと。
これで今週末の歩いて1時間のコロナワクチン4回目は頑張れるぜ。
それから北におうちのメンテを色々してもらい、お互いシャワー浴びて、やっと晩御飯。
味噌味の鶏鍋。こがしニンニクがポイント。
最近、お酒を飲むと食べなくて、良い酔い方をしないと北に嫌われてたので、飲む前にしっかりごはん食べる。
それから、北オススメのシュタゲ見ながら、のんびりお酒タイム。
ジュースみたい。
親友から貰った梅シロップの消費のため、北はウォッカ買って、炭酸で割って飲んでた。
お酒弱いのに、結構濃く作って、全身真っ赤になりつつ飲んでるのでびっくり。
私もお腹いっぱいだから、そんなにお酒進まず、和やかに夜は終わる。
朝、私は3時に寝た割には早く起きて、北の隣で地味にポイ活。
ポイ活終わりそうな時に、北が起きる。
それからエアコンが良く効いた部屋で、寒いから同じ布団入って、仲良くする。
このまま寝ちゃいたい、と思いながら、約束してたので実家に帰る。
この後予定があるから…と、滞在時間を短くしようとしたら、まさか、弟に駐車場でつかまり、外で3時間話す。
暑い中、バッタやら蜂に囲まれつつ、意外と盛り上がる。
帰りの車で、
「なんかわからないけれど、君んちの家族から俺は好かれてる気がする。気を遣われてる?」
「いや、普通に好かれてるね、あの感じは」
「なんで?君も知ってる通り、俺は人から好かれやすい、馴染みやすい性格じゃないと思うんだけど」
「あれじゃね?うちの家族はDNAレベルであなたに弱いんだよ」
「なるほど」
帰って、また色々してから夜中のごはん。
冷凍していた材料で、カレードリアにするのは決まっていたけれど、母から中元のお裾分けで、相当いいお店のローストビーフ、てのを貰ったので、ローストビーフサラダにする。
二人とも、ローストビーフはそんなに好きじゃないのだけど、これは美味かった。
うまうまと食べて、この日は北は帰るから、私だけお酒を軽く飲んで、アニメ見て、少し、腕枕してもらう。
モササウルスとか、ショニサウルスとかの話をしながら、私が眠くなるまで一緒にいてくれた。
帰ろうとする北の気配に気づき、追いかけてハグ。
反射的に抱きしめられる。エアコンで冷えた指先。
電話する?と聞いてくれたけど、多分寝ちゃうと言ったら、そう、じゃあ、と帰っていった。
次に会うのは9月だから、なんとなく季節を越えてしまう、長い時間会わないような気がして、不安になる。
それから日曜日は延々と寝て、月曜日も電話がかかって来なきゃ多分ずっと寝てたろうな、くらい爆睡してた。
ゆっくり日常に戻るために、なんとか家事して、ごはん食べて。
北のいない日の方が多いのに、北のいた気配が濃いから、どうしようもなく悲しい。
馬鹿げたこと、あんま、甘えんな、と冷たく言われそうだけど、そばにいる時、優しすぎるから誤解しそうになる。
淋しいのは間違えようのない真実。
明日さえ、確実ではない関係。
それでも、北は未来を語るから。
愛だの恋だの、どうだっていいから、ただ抱きしめろ。