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秋雨

あの日囁かれた
甘い声覚えてる

紺色の傘の下で
隠れてキスした

あの秋と同じ雨
一人で過ごして

秋桜も咲き誇り
なのに胸苦しい

思い出さないと
決めていたのに

痛みがある内は
まだ好きでいて

忘れられるより
忘れる事が怖い

いつまでその声
覚えていられる

毎夜の夢訪れる
あなたを待って

悲しみ追い越す
恋に震えている

花が萎れるまで
愛してるずっと

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