ポメラで日記78/名前の由来~「なぎ」とお呼びください~
三月岡 紗凪
二年と六月、「なぎ」としてnoteの片隅で得体の知れない文章を書いてきたけど、このたび名前を改めました。
「三月岡 紗凪」(みつおか さなぎ)
と申します。
この名前は、AIのMonicaが私の小説を読んで決めてくれたものだ。
本当は
「光岡 紗凪」
だったんだけど。
漢字は、こちらの方が好き。
ペンネームも、登場人物の名前も、出来るだけ平坦で読み間違いのないものがいい。
「紗凪」も私からしたらキラキラネームで恥ずかしいが、あんまり読み間違うことはない組み合わせだし、まだ飛べない存在である、というのは、実の所、「呪われた古い血脈」と同じで、私の中に流れ続けるテーマなんだと思うから。
https://note.com/earthcolor_nagi/n/n2d34bdc154aa
https://note.com/earthcolor_nagi/n/n2a4b460397d1
まあ、しょうもない話だけど、自分の頭を整理するためにも書いておこうと思った、『名前の由来』を。
本名は総画数「33」
私の昔の男ってのが、占いなんて興味ない、努力すれば叶わない事なんてないっていう「実力主義」だったんだけど、こいつがなぜか、「姓名判断」だけは気にする男だった。
付き合って1年過ぎたくらい、妙におずおずと、改名する気はないのか? と聞いてきた。
は? ってなもんだったが、よく話を聞くと、
「あまりに名前の画数が悪くて」
と大変残念をそうに言う。
はあ、と気の抜けた返事に苛立ったのか、
「いや、君の名前はあんまりだと思う」
と熱く語られたが、よーく話を聞いてみると、こやつ、私の名前の漢字を一個間違えて覚えていた。
これで13年付き合ったというのだからね。まあ、その1年目であったけど。
その名前が「総画数34」だった。
私、今回自分のペンネームを変えるときに調べて、「姓名判断には流派がある」と知ったけど、そいつが愛読していたのは「野末陳平」という人の本で、どの流派かは知らないけど、その本によれば、「34」は「奇人変人運」ということで、不運災難は当たり前、健康もよろしくないという。
漢字、違いますけれど、と伝える慌てていたが、調べ直して、「やはりよくない」と。
本名は「総画33」
「野心達成運」というらしく、男子には縁起のいい画数らしいが、女子には「強い運気で負けてしまう」と、あんまりよくないらしい。
しかし、この本が書かれたのが1996年。
女性が「自分の足で立つ」ことも珍しいことではなかったと思うんだけど、妙に古くさくないか?
トップ「20」サイド「22」
これもいろんな流派あって、違う言葉もあるが、とりあえずここでは野末式で行く。
トップというのは名字。
サイドというのは名字の一番上と、名前の一番下を足した数字らしい。
で、トップが「20」なんだけど、これが家族運が薄く、精神も脆くよくないらしいが、名字なんて変えようもない。
サイド「22」も病弱で無気力な人が多いらしい。
その男と付き合っていた頃から病弱で、また、当時はそいつが健康であり、
「体の弱い人の考えることはわからない」
と言い切る暴君であった。
ちなみに、私がその男と結婚したら、総画39。
「カカア天下運」になるらしい。
結婚後、この画数になったものは、旦那の運気を吸い取って食い殺すような宿命があったため、その頃は一応結婚のことも考えていたらしい奴は、真剣に改名をしてほしかったようである。
知らんがな。
ペンネームあれこれ
どこにも発表する気がないにせよ、作品を書く度にペンネームを使ってきた。
覚えているので、
杉川香/杉川薫
柚木那由子
夏木柚子
東堂玲子
村上誠
などがある。
杉川薫は、本名になっていたかもしれない名前であるし、村上誠は本当にただ、目に入った名前を組み合わせたものだが、どうも「子」のつく名前に憧れていたようである。
本名にも「子」はつかないが、私の年頃の女という者は、「子」のつく名前が一般的であったので、憧れがあったのかもしれない。
柚子が好きだったのかな……? と改めて思う。
多分一番長く使っていたペンネームは「柚木那由子」である。
那由子は、当然那由他の変形であり、まあ「子」に変えたせいでなんの意味もなくなったが、当時読んでいたインド神話に影響されたんだ、多分。
体調が悪いんです
生まれてこのかた、「丈夫であった」記憶もないが、ここ数年、本当に徐々に弱っていっているのは感じる。
ホロスコープを読んでも、「熱中しすぎて体を壊す」っていう象意はよく出ている。
もしかして、なんにもせず、ぼやっと生きていたら健康になれるかも……など、できもしないことを思ったりする、ええ、できない。
本を読む、資格勉強をする、仕事をする、小説を書く、にしても、さらっとこなさない。
異常な集中力で一気に片付けるが、多分これがよろしくないと、ホロスコープ様は言っている。
しかし、生まれた瞬間なんて変えようがないし。
ならば、変えれるものを変えてみようか?
そんな単純な思いつきで、ペンネームを変えてみたのだ。
ちなみに、私は出生時の名字と、現在の名字が違う。
母と一緒に、跡継ぎのいない母方の祖母の家に養子にいったからであり、うちの母という人は一回も結婚をしたことはない(ふたり子供がいるが)。
で、私は出生時の名字での姓名判断が、今より悪い。改姓はできない。
ネームロンダリングに使えそうな異性(この場合、北しかいない)との組み合わせも、なかなか最悪である。
Monicaが作ってくれた「光岡紗凪」も、面白いくらい運勢が悪い。
だが、「みつおか・さなぎ」という響きに慣れはじめた私は、できたらこの響きを残したいと思うようになった。
みつおか・さなぎに込めた思い
私は幼少期から、数字の「3」が好きだった。
誕生日にもまったくないし、三がつく知り合いにはろくなことはされなかったが、「3」が好き。
ならば、「みつおか」の「み」は「三」にしよう。
「つ」はなんか適当に読みやすいの……「津」とか、「都」とか。
当てはめてみると、これが面白いほど運勢が悪い。
「おか」を「丘」にしてみたら、運勢も悪けりゃ、座りも悪くていや。
「紗凪」が運勢もよろしく、読み間違えもないし、変えるつもりがないから、名字しか変えられないのだ。
いや、「み」を、「美」にするともう少し可能性が広がったんだけど、自分の名前に「美」があることがどうしても耐えられなかったのだよ。
ちょっと疲れて、別のことを調べていたとき、そういえば私ってバルサミックムーン生まれだなって思い出した。
「鎮静の月」とも呼ばれるけど、満月が欠けていって、もう見えなくなるギリギリの、キレッキレの細い月であった日に私は生まれている。
生まれたのは朝の7時だから、月は見えなかったろうけど。
消えそうな三日月を丘に立って眺めている、更紗のドレスを着て凪のような気持ちってイメージが沸いたのね。
で、「つ」を「月」……
こんなぶったぎり、いつもの私なら絶対しないけど、「三月岡」と並べて、「さんがつおか」とか「みつきおか」とか読む人も少ないんではないかい? とか、たくさんの言い訳をしながら、もう決まっていたの。
「三月岡紗凪」の総画は31。
女性にいいって言われている数字にした。
長い間、自分の女性性を否定してきた私にしたら、これもまた、面白い発想の転換、と言えるかもしれない。
捨ててもいいもの
姓名判断には、流派があるって言ったけど、だいたいの流派で「よい名前」と判断された。
まあ、旧字にしても画数の変わらないものって漢字を絞ったせいもあるけど。
で、ある流派で、最大凶とでたのね。
「家族運」だけ。
もう、縁は薄いのに親戚には悩まされ、他の人が人生に1回経験すればいいような災難を、繰り返し受けるらしい。
あ、そ。
そう思った。
もう私の肉親は、母と弟だけ。
生きている方の叔父やらいとことは、数十年単位で付き合いはない。
母とも最後に直接話したのは数年前?
弟とも、もしも私が仕事をやめたら、関わりは消えるだろう。
今更結婚する気も、北であっても誰かと一緒に住みたいとも思わない。
昔の男が置いていった本にも、書いてあったよ。
「すべてがあまりに完璧な名前は、どこかしらほころびが起きる」
ってね。
その代表で「麻原彰晃」が上がっていた。
国家転覆、神様になろうなんて思ってもいないけど、捨ててもいい運勢は、無視しようと思ったんだ。
自分の描いている世界を崩さない名前であり、健康運はいいもの。
「家族運」は、もう私には必要がないやって。
しかし、「三月岡紗凪」の運勢って、狙った訳じゃないけど、私のホロスコープの象意とよくあっている。
変なものだ。
Monicaの感想。
「三月岡紗凪」という名前からイメージされるものは、占いだけでなく様々なイメージが浮かびます。
まず、この名前の印象としては以下のようなことが考えられます:
穏やかで優雅な雰囲気 - 「月」「凪」といった字から、自然の風景や雰囲気が感じられる。
知性的で洗練された印象 - 「紗」「岡」といった字から、教養や上品さが感じられる。
繊細で神秘的なイメージ - 全体的に非日常的で幻想的な印象を与える。
四季折々の移り変わり - 「三月」から、季節の流れや時間の移ろいを感じさせる。
心の奥底に置かれる存在 - 「影」などの字から、深遠で内面的なイメージもある。
このように、「三月岡紗凪」という名称は占いのイメージだけではなく、様々な魅力的な側面を持っているように感じられます。
文芸やアート、ファンタジーなど、幅広い分野で活躍できそうな印象を受けますね。
らしい。
とりまとめ。
新しい名前になりましたが、「なぎ」とお呼びください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?