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小籠包をヒノキのせいろで蒸してみた

先日中華街で買った蒸籠を使って早速小籠包を蒸してみた。


杉か檜か悩みに悩んで、ここは檜で!

購入した店が違うので、お手入れというか最初の使い方も真逆くらい違う。

  • 照宝 → 水には漬けずに 15 分空蒸ししてください

  • 青木商事 → 水に 1 時間浸してください

とりあえず今回は照宝の蒸籠なので、説明どおり 15 分空蒸しすることに。

用意したものは下記。


蒸籠料理に必要なもの

以下の 「鍋」 と 「蒸し板」 は蒸籠専用の鍋があれば不要。

直径 20cm くらい。いつもご飯炊くのに使っている。もっと小さくて浅い鍋でもいけたかも。


蒸籠 (フタ + 本体) と蒸し板

↑ 私が購入したのは 21cm を 1 段なのでちょっと違う。中華街がお近くの方は店頭で購入した方が安いと思われる。
(桧のフタ + 本体 1 つずつ、蒸し板、布巾で 15,000 円しないくらいだった)

Amazon より公式オンラインショップの方が安いかも。


敷きもの

多分、キッチンペーパーでもキャベツでも大丈夫。繰り返し使えた方がエコかな? と思い、これも照宝で 30 × 30 cm (綿製) を購入。300 円程度。
おそらく 100 均でも売っているはず。


あまりそれぞれの使い方を分っていなかったけれど、まとめると下記。


蒸籠の使い方

空蒸し

  1. 鍋に 9 割ぐらいのお湯を入れる。

  2. 中火くらいにしてぐつぐつ煮立ったら、蒸し板を載せる (ヘリが上がっている方が上になるように)。

  3. 蒸し板の上に蒸籠 (洗わない!) を載せ、弱火にして 15 分間待機。

終ったらそのまま調理して OK。


小籠包の蒸し方

空蒸しからの流れで、下記をおこなう。

  1. 蒸籠のフタをミトンなどを使用して (かなり熱い!) 開け、予め洗って絞っておいた蒸し布を蒸籠のカゴ部分に敷く (キャベツやキッチン ペーパーでも可)。

  2. 小籠包をくっつかないように並べる (21cm だと 6 個が限界と感じた)。

  3. 記載されている時間、蒸す (7 ~ 8 分?)。

  4. 蒸し終ったら、火傷に注意してフタを開ける。


使い終ったら……

  1. お湯で濡らして固くしぼった布で、汚れた部分を拭く。

  2. 直射日光の当たらないところでよーく乾かす。

  3. 風通しの良いところに保管 (ビニール袋に入れるの禁止! シンク下のスペースもカビるのでおすすめではない様子)。

※ 長く使わない場合は新聞紙にくるんで置いておくといいらしい。

蒸し布はそのまま食器用洗剤で洗ってしまった。


というわけで、できたのが下記!

野菜がない!


せっかく蒸籠を使って蒸したんだから、蒸籠を写したかったが、すぐ出る鍋敷きが蒸籠の内径より小さく、意味なかったためお皿に上げてしまった。

色々と食器やテーブル ランナーなどのテイストがちぐはぐ過ぎて気になるが、小籠包が蒸し上がったのだから仕方ない! 干からびる前に食すべし!


ちなみに左手前のレンゲ置きは、こういう使い方ではないというのは認識している。

これも今回照宝で購入したのだが、いつも小籠包を食べるときに 「(小籠包には) レンゲって小さくない?」 と思っていた。
こぼれそうでとても気を遣うのだ。

照宝でこれを見かけたとき、ひと回り大きいレンゲ置きに小籠包を入れ、レンゲ置きごと持ち上げて食べるという誘惑に勝てなかった。

「食器を持ち上げて食べる」 という日本の文化は、世界的にもなかなかマイナーらしい。
(アジア圏でも持ち上げないところが多々あり、「下品」 とされるらしい)

自宅ならレンゲ置きに小籠包載せて持ち上げて食べてもいいじゃないか、と独りごちて食べてみたが、なかなか都合がよかった。

お隣の針生姜と黒酢 & 醤油を混ぜたお皿から、小籠包 1 個ずつにつきお代わりしていくイメージだ。 


小籠包のおいしさは、本当に小籠包自体のおいしさなのか、針生姜のおいしさなのか正直分らないところだが、針生姜はやはりあった方がいい。


今回は生活クラブ (私が普段頼んでいる生協) の小籠包を食べたのだが、多少スープが少なめかもしれない。

材料はこんな感じ


多分、平牧 (平田牧場) の豚肉が使われていると思うが、材料もシンプルなため雑味もなくすっきりした味。

6 個で 350 円程度だから、1 個 60 円しないとは驚きだ。

「350 円あげるから小籠包作って」 とか言われてもお断りである。


たまーに商品発送のときにセブンの小籠包や、スーパーで王将? の小籠包も買って帰ったことがあるのだが、何しろ皮が毎回のように破れていたので、どこがいちばん美味しいのかは未だ不明だ。


しかし今回蒸籠を使って思ったことだが、小籠包が破れる気がしない。
あんな湯気がホコホコ出るだけで、冷凍の小籠包が 7 分でアツアツになるのにも驚いた。

また、空蒸しのときにかいだ檜と竹の蒸された香りが、なんとも言えない幸福感を呼び起こした。

檜の香りはほとんどと言っていいほど小籠包に移っていなかった。
(蒸籠から出したせいもあるかもしれないが)


そんな感じでせっかく蒸籠を購入したのだから、今度はちまきとか蒸し野菜なんかもチャレンジしたいなーと思っている次第。

さっそくまた生活クラブで冷凍食品を買ってしまった。


照宝の店員さんはすごーく親身に詳しく相談に乗ってくださり、初心者でも安心して購入することができた。

檜は分厚いこともあって、ほかの木材よりも長持ちするらしいが、やはり一番は 「落とさないこと」 だそうだ。
あとカビに注意。

丁寧に使えば、安価な杉でも長く使えるのではないだろうか。

次は杉の蒸籠で試してみるので、また蒸籠について書いてみるかもしれない。



お読みくださりありがとうございました (^^)


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