紅茶と蜂蜜 2020年4月7日 23:53 遠くからの方があなたをよく見られることは分かっていた。自分自身が良く分からないように、近くなればあなたのことが見えなくなると。でも、もはや遠くから眺めるだけでは物足りなくなっていた。境界線がないほどに溶けあおうとすれば、いずれ別離が来ると知っていたのに。 いいなと思ったら応援しよう! サポートいただけたら飛んで喜びます。本を買ったり講習に参加したりするのに使わせて頂きます。 チップで応援する #140字小説 #ショートショートショート #140字で恋する 2