遠くからの方があなたをよく見られることは分かっていた。自分自身が良く分からないように、近くなればあなたのことが見えなくなると。でも、もはや遠くから眺めるだけでは物足りなくなっていた。境界線がないほどに溶けあおうとすれば、いずれ別離が来ると知っていたのに。

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紅茶と蜂蜜
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