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【二十四節気から養生を考える】

今日は『二十四節気から養生を考える』
についてお伝えしていきます。

本日12月22日は「冬至」
1年で最も昼が短くなる日です。

冬至は「二十四節気」の1つで
毎年12月21日か22日辺りです。

12月22日から
次の二十四節気の第23節
小寒の2022年1月5日までの
15日間ぐらいを指します。

別名「一陽来復」と呼ばれます。

※「一陽来復」とは
 冬が終わって春(新年)が来ること。
悪いことが続いた後に幸運が開けること。


太陽の力が一番弱まった日であり
この日を境に再び力が甦ってくるという
前向きな意味合いを含んでいます。


中医学に「陰陽転化」
という考え方があります。

自然界を含め、物事の陰陽は
ある一定の程度に達すると

「陽極まれば、陰となる。
 陰極まれば、陽となる。」

という質的変化が起こります。

二至(夏至・冬至)が該当します。

※量的変化は「陰陽消長」です。


つまり

夏至
陽が極点に達すると
陰に変化する
「重陽必陰」です。

冬至
陰が極点に達すると
陽に転化する
「重陰必陽」です。


物事は常に陰陽のバランスを
考えて行動すると上手く調和が
取れる事は歴史が証明しています。


「二十四節気」とは
春夏秋冬の四季をさらに細かく
各季節を6つに分けたもの
です。

「春」
「立春」:春の始まり
「雨水」:積もった雪が溶けて水になる
「啓蟄」:虫がはい始める 
「春分」:昼夜の時間がほぼ同じ
「清明」:草木が芽生え始める
「穀雨」:春雨が降る
「夏」
「立夏」:夏の始まり
「小満」:草木が茂る
「芒種」:麦が実る
「夏至」:昼が1番長くなり、夜が1番短くなる
「小暑」:梅雨明け
「大暑」:最も暑い
「秋」
「立秋」:秋の始まり
「処暑」:暑さがとまる
「白露」:葉に露が結ばれる
「秋分」:昼夜の時間がほぼ同じ
「寒露」:寒さがつのる
「霜降」:霜が降りる
「冬」
「立冬」:冬の始まり
「小雪」:雪が見える
「大雪」:雪が降る
「冬至」:昼が1番短くなり、夜が1番長くなる
「小寒」:寒さがピークに向かう
「大寒」:最も寒い


東洋医学を専攻している
治療家でありますので
季節の概念に関しては
目が行き届きます。


先人は科学技術が
発展していなかった時代に
自然や天候を基に経験から
養生を導き出していました。

ネットなんか存在しない状況で
身体に適した健康を習得して
継承していたのです。

当時と比較する訳ではないですが
これだけ全て豊かに進化している
にもかかわらず健康を損ねる状態に
なるのでしょうか?


理由は色々あります。

欧米食が流通し始めると
高カロリー食に変わりました。

生活様式も一変した事もあり
コンビニ弁当、ファーストフード
食品添加物、加工食品等が
大量に出回るようになりました。

戦後多国籍企業(支配者層)によって
日本の食事、教育、考え方、仕事等
あらゆる分野で伝統文化を
打ち砕かれてきました。


歴史を正確かつ丹念に調べていくと
日本は洗脳とマインドコントロールで
操縦されている事がよく分かります。

ここではあえてアメリカを
主語にしていません。

アメリカを操る後ろの黒幕が
関係している事を考慮しています。


「3R・5D・3S」政策は
典型的な事例です。

3R—基本原則
5Dー重点的施策
3S—補助政策

3R 基本原則
Revenge「復讐」
戦争でアメリカに
多大なる被害を与えた
日本に復讐する
Reform「改組」
二度と歯向かわないように
力のある財閥などの
組織を解体・再編
Revive「復活」
アメリカの役に立つよう
都合良いように復活させる

5D 重点的施策
上記の基本原則を実行する為の
施策として下記の5つの施策が
実施されました。
Disarmament「武装解除」
武装の解除。
武力を奪う。
Demilitarization「軍国主義の排除」
軍国主義の排除。
非軍国主義化。
Disindustrialization「工業生産力破壊」
軍国主義を支えた
工業生産力自体を破壊する。
Decentralization「中心勢力解体分散」
財閥の解体。
Democratization「民主化」
日本文化の継承ではなく
アメリカ的民主化の強制。

3S 補助施策
Sport 「スポーツの奨励」
武力にも直結する
武道をやめさせ
スポーツを推奨させる。
Sex「セックスの解放」
性風俗の奨励⇒性的堕落。
闘争心を失わせ
骨抜きにし、力を奪う。
Screen「映画の奨励」
政治や労働に対する
不満を現実ではなく
映画に向けさせ解消させる。


見事に1億総国民愚民化政策に
どっぷり浸からされました。

今日も対日施策の一環として
毎年「年次改革要望書」
突き付けられています。


戦前が良くて戦後が悪いと
言うつもりはありません。

自分の国は自分達の手で
主体的に進めていく事が
本来のあり方ではないかと
思っているだけです。


もちろん欧米を見習う
ところは多々あります。

しかし、健康に関して
欧米諸国は日本やアジアの
食事法に賛同するところが
多い事も事実です。


そこで今回は冬至という事もあり
なぜ
「かぼちゃを食べるのか」
「ゆず湯で温まるのか」

に関して健康を見つめる意味で
改めて考察し直しました。


1.なぜかぼちゃを食べるのか

冬至は春に向けて
新しい事を始めて
準備をする期間です。

その英気を養うために
ビタミンA(βカロチン)等を含み
栄養価が高く、風邪予防になる
かぼちゃが活用されていました。

本来かぼちゃは夏が旬です。
なぜわざわざ冬に食べるのか?

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理由その1:保存性のため

昔は現代のように
保存技術が発達しておらず
野菜を1年中食べる事が
難しかったです。

野菜が不足する
冬の時期に食べることで
厳しい冬を元気に乗り切る

という江戸時代の先人達の想いが
今にまで伝わっています。


理由その2:運気上昇のため

春の七草は有名ですが
冬にも七草があります。

「冬の七草」
1.なんきん(かぼちゃ)
2.れんこん
3.にんじん
4.ぎんなん
5.きんかん
6.かんてん
7.うんどん(うどん)

冬の七草は「ん」が
2つある食べ物です。

運をたくさん取り込む
「運盛りの野菜」
冬至を境に運を盛り返す意味が
込められています。


2.なぜゆず湯で温まるのか

もともとは「一陽来復」の
運を呼びこむ前に
厄払いするための禊(みそぎ)だと
考えられています。

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理由その1:冬至の読み方

「湯治」が冬至の読み方と同じで
語呂合わせから考えられます。

※湯治とは温泉宿に長期間滞在して
 病気の治療や療養をする事です。


理由その2:願掛け

柚子(ゆず)
「融通(ゆうずう)」が
ききますように
という
願いが込められています。

柚子には血行促進、冷え性の緩和
美肌効果、風邪予防、厄除け等
様々な効果があります。


情報がさほどなかった時代に
私達のご先祖様は知恵を活かして
健康に氣を配っていました。

現代社会に応じた上で
偉人達の教えを拝借して
元気に活動していくと
良いのではないでしょうか。

かぼちゃ、柚子を
堪能して養生しましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
皆様が心掛けている
「養生法」を
お聞かせください。

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