台湾・台北→花蓮→台東→高雄→台中→桃園,台湾を鉄道で一周②台東の肉圓(バーワン)
2023.9.9
花蓮のホテルを出発
今日は台東に行って,そこで一泊します。
ホテルの近くの八方龍鍋貼水餃専売店という朝ご飯屋さんで,朝食を食べます。八方雲集だと思って,餃子でも食べようと入ったら,違ったみたいです。朝は餃子はやっていないみたいで,原味蛋餅(台湾のオムレツみたいなの)と豆乳を頼みます。35元(170円くらい)。
あとは花蓮駅に行って,台東行きの切符を買います。南国っぽい風景が続きます。
花蓮駅は台北駅と違って,大して大きい駅ではないので,すぐ切符売り場に着きます。窓口で「タイドンー(台東)」と伝えて,切符を手に入れます。
自強(特急列車)で343元(1600円くらい)。台湾鉄道って,花蓮までは全部複線で,花蓮からは単線区間があった気がしますが,2時間かかりません。
台東駅でバス乗り場へ向かう
列車に乗ってしばらく鉄道の旅を楽しみ,2時間後に時間通り台東に到着します。
台東駅は台東の市街地から5㎞くらい離れているので,ちょっと歩いては行けないので,まずバス乗り場を探します。すぐに,バス乗り場の表示が見つかります。
バス乗り場は第1月台(プラットホーム)から第7月台と,順に7か所あります。それぞれの月台にどこ行きのバスが来るのか,ちょっと観察してみます。すると,いろんなバス会社のバスが来るんですが,どうもどの月台もから出るバスも,大体は台東市内行きか,台東市内を経由して別の目的地に行くみたいです。
どうしようか決めかねていると,第2月台にバスが入ってきます。ここは富岡漁港行きって書いてあります。
バスに乗って台東市内へ
人もたくさん並んでいるので,富岡漁港行きでも台東市内には行きそうな気がするので,乗ってみます。ユーユーカードで乗れるようなので,ユーユーカードを使います。
バスはすぐに出発します。でも、乗ってはみたものの,このバスは本当に台東市内に行くんでしょうか。
グーグルマップを開いて,バスの動きを見てみます。一応,台東市内の方向に走ってはいるようです。
でも,このときバスに経路が表示されていることに,気が付きます。この富岡漁港行きのバスの経路に,台東市内がありません。ちょっとまずい感じです。
経路上のバス停をグーグルマップで確認すると,台東森林公園入口というバス停で降りないと,台東市内と逆方向に行ってしますようです。しょうがないので,台東森林公園入口で降車します。
不幸中の幸いですが,このバス停は,台東市街地の一番端っこにあるようです。でも,ホテルまでは1㎞くらい離れているようです。まあ,歩けない距離ではないので,諦めて歩き始めます。
途中に,台東県原住民文化会館というところがあったので,ホテルの展示のようですが,ちょっと見学させてもらいました。原住民の使っていた舟とか,民具みたいなものとかを展示しているようです。
昼食は肉圓(バーワン)
道沿いに,台東市で有名な肉圓(バーワン)屋さんの,蕭家肉圓店があったので寄ります。この肉圓(バーワン)って,千と千尋の神隠しでお父さんが食べて豚になったアレってことで,有名ですね。50元(240円くらい)。ところで,バーワンって何語でしょうか。中国語ならロウユエンですが。
あと,貢丸湯を注文します。30元(140円くらい)。
昼食を食べ終わってら,また暑い中をしばらく歩き,ようやくホテルにチェックインします。
海を見に行く
ちょっと休憩して,海岸が近くなので行ってみます。何だかどんよりとした天気で,どこが海だかあまり分かりません。
海岸の近くに,音楽を大音響で鳴らしているところがあって,皇天府って書いてあります。なぜか豚の丸焼きがお供え?してあります。
台東観光夜市を回る
暗くなってから,台東観光夜市に行ってみます。台東は観光客がほとんどいないので,お客さんは地元の人っていう感じです。
臭豆腐のお店に行列ができていたので,並んでみます。
臭豆腐って,臭いのであまり食べないんですが,ここのは別物でした。付いてくる台湾泡菜と一緒に食べると,まあ臭いんですが超美味。ビールが欲しくなりますが,台湾の夜市って,ビールはなかなか手に入らないので臭豆腐だけ一気に食べきります。
鶏脚も買ったんですが,2本下さいって言ったつもりなんですが,5本渡されます。
しょうがないのでそのまま購入したのですが,2本くらいならおいしいんですが,5本も食べるのには苦労します。ホテルに持ち帰って,コンビニで買ったビールのつまみにして,やっつけました。