見出し画像

ホタルノヒカリを観て感じる自分の働き方

最近、「ホタルノヒカリ」がアマプラで配信されたので観ている。観ていると何となくあらすじを知っているような気がするので、多分2回目の視聴だと思う。

「ホタルのヒカリ2」に進んでいるが、観ていると自分の働き方について考えたくなる。特に主人公雨宮蛍の職場の先輩である山田姐さんのセリフにはグッとくるものがあるのだ。

蛍は次のステップに行く時期が来ているの。今までとは違う何かが求められたり、発揮したり。仕事を続けていると必ず訪れる分岐点。なぁんにも気づかずに通り過ぎる人もいれば、立ち止まって悩む人もいる。どういう答えを出すかによって、その後の仕事に対する姿勢も変わってくるわ。

ホタルノヒカリ2第5話

私も今まさに分岐点…本当に毎日悩んでいる。なんで分かるの?!山田姐さん!山田姐さん、ついていきますぜ!と言いたいが、ドラマの中で私よりも年下であることが判明。私、今蛍ちゃんと同じ分岐点にいちゃダメなんじゃ…?山田姐さんについていきますと言ってる場合じゃないんじゃ…?まぁ、そこは置いておくことにする。

私は、この数年考えていることがある。「全員が残業せずに帰れる会社は作れないのか」という問いだ。「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」でも提唱されている「半身の働き方」支持者なのだ。なんせ私は、残業が嫌いだ。というか、家が何より好きだ。みんなに「子育て中だし、忙しいよね。残業せずに帰ってね」と声をかけてもらうが、私は子育て中でなくとも家に帰りたい。家で思いっきり好きなことやって、次の日からの仕事も頑張る自分でいたい。まずは自分が残業しないように…と、仕事のどこが効率化できるかを常に考えてきた。だから、与えられた仕事を期間内に終わらせている自負はある。

そんな中、職場の同年代の同僚の悩みを聞いた。後輩が仕事をしてくれないのだという。その後輩は自分の仕事が終わらなくても定時で帰る。期限がない仕事は行わないという。そのような人も一定数いるだろう。仕事を他の人に任せて自分は早く帰る人。しかしふと、自分も側からみれば同じように捉えられるのではないか。「定時に帰っている人=やる気のない人、向上心のない人」と見られるのではないか。私の職場にも毎日残業をしている人もいる。残業をしている人と定時で帰る人がいれば残業をしている人の方がやる気の面で信頼を得るだろう。その分時間を費やしているということだから。そのような人が評価される傾向にあると思う。

しかし、他者の評価は必要なのだろうか。先日聞いたポッドキャストで「がっかりされる勇気を持つことが大切」という話をしていた。人の期待に応えることをアイデンティティとしている私だが、なるほど確かに、「がっかりされてもよいや」と思えばもっと自分らしく働くことができるのかもしれない。がっかりされない生き方って、結局相手の考えている域を出ないことだからね。期待を裏切ることは勇気がいるが、裏切ってみないとそれが吉と出るか凶と出るかは分からない。

私は残業はしたくない。仕事は精一杯行いたいし、仕事の質も上げていきたい。虎に翼で言っていたように女性の働く道を切り開くのではなく、舗装していきたい。残業はしなくても良い仕事を残していきたい。他人の評価を気にせず、自分が納得できる仕事をしていく自分でいたい。妥協せず、なりたい自分になること。そのために仕事をしている。まだまだ自分の道は模索中だが、「まぁ良いや」と流さずに考え続ける自分でありたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?