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夜の供     詩

悲しみの足跡を大切に屍のごとく影は
薄まり、女の子のはやしたてに負けた。
老いた安らぎの祖父は彼方の世界へ
渡り、心の均衡は崩れ果てた後のひき
こもり。
夜の天国へ犬と散歩をする。
その時の月は優しかった。

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