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《中2文法》比較②(最上級)

みなさん、こんにちは。英語のちょっとした疑問を解決しています、あお先生です!

本日は「比較」の文法について、お伝えしていきたいと思います。

以前の投稿で解説した、【英語の基本】をしっかりとおさえながら、本日の学習に取り組んでいきましょう。
【英語の基本】の記事は、下記リンクから読むことができます。

また、前回の投稿【《中2文法》比較①(比較級)】の記事をまだ読んでいない方は、今回の記事と関連するものなので、こちらも目を通してみてください。


「比較」とは、何かを「比べる」ことを表す文法です。
比較の文法には、「比較級」「最上級」「as…as~をつかった表現」の3つがあります。

この記事では「最上級」について、お話していきたいと思います。

最上級とは?

「最上級」とは、「3つ(3人)以上」を比べ、「~は一番…だ。」を表すときに使います。
「最上級」の文法は、「形容詞(または副詞)」に「est」を付けます。
※形容詞とは:様子や性質を表す語。例えば、fast(早い)、big(大きい)、interesting(面白い)、beautiful(美しい)など。

また、「est」をつけた形容詞(または副詞)の前に、「the」を置き、
the+形容詞(または副詞)est」の語順になります。

比べる対象は、「in」または「of」のあとに続けます。
「in」と「of」の使い分けについては、この記事の後半で説明していますので、ぜひそちらで確認してみてください。


例えば、このような文があります。
Russia is the largest in the world.
(ロシアは世界の中で一番大きいです。)


この文では、「ロシア」を世界中の国と比べています。
世界中の国ということは、3つ以上のものを比べているので、「最上級」をつかいます。
形容詞「大きい(large)」を使っており、最上級を表す「est」を付けています。
また、「最上級」を表す形容詞の前に、「the」を置いています。
「the」をセットで必ず付けることを忘れないようにしましょう。

ここでは「世界の中で」を表す「in」をつかっています。
場所や範囲を表す「名詞」がうしろにくるときには、「in」をつかいます。


ほかにも例文を使ってみていきましょう。

Tomo is the tallest of three.
(トモは3人の中で一番背が高い。)


この文では、3人を比べているため、「最上級」をつかいます。
形容詞「背が高い(tall)」を使っており、最上級を表す「est」を付けています。
また、「最上級」を表す形容詞の前に、「the」を置いています。

ここでは、3人を表す「three」の前に、「of」をつかっています。
人数や個数を表す「数」がうしろにくるときには、「of」をつかいます。
また、「all(すべての)」がうしろにくる場合も「of」をつかうので、覚えておきましょう。


よって、今までの内容を整理すると、
最上級で出てくる「in」と「of」の使い分けは、
「in」のうしろには、場所や範囲を表す「名詞」がくる。
「of」のうしろには、「数」または「all(すべての)」がくる。
となります。

mostをつかう比較級の文

この文をみていきましょう。

This book is the most difficult of all.
(この本はすべての中で一番難しいです。)


ここでは、形容詞「difficult(難しい)」に注目してみてください。
先ほど、最上級の文では、「形容詞にestを付ける」とお話しましたが、
この文では「difficult」に最上級を表す「est」が付いていません。

その理由は、「比較的つづりの長い形容詞(または副詞)」・「形容詞+ly」の副詞には「est」を付けず、
形容詞の前に「most」を置く
というルールがあるからです。
よって、この文には「difficult」の前に「most」を置いています。
この場合も、「most」の前に「the」を置くことを忘れないよう気をつけてください!


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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!

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