《中2文法》不定詞②(副詞的用法)
みなさん、こんにちは。英語のちょっとした疑問を解決しています、あお先生です!
本日は、「不定詞」についてお話していきたいと思います。
前回の投稿【《中2文法》不定詞①(名詞的用法)】の記事をまだ読んでいない方は、今回の記事と関連するものなので、ぜひ読んでみてください。
不定詞の文法は、「to+動詞の原形」で表します。
不定詞には、「名詞的用法」「副詞的用法」「形容詞的用法」の3つの用法があり、それぞれ訳し方が異なります。
この記事では「副詞的用法」について、お話していきたいと思います。
副詞的用法 (~するために)
副詞的用法は、「~するために」と訳します。
例文をみていきましょう。
I went to the library to read a book.
(私は本を読むために図書館に行きました。)
不定詞は、「to+動詞の原形」で表すので、
この文では、「to read a book(本を読むために)」の部分に不定詞の文法が使われていることが分かります。
このとき、不定詞の前と後で文を分けて考えてみてください。
I went to the library→私は図書館に行った
To read a book→本を読むために
不定詞の前後で分けて考えると、
文の前半部分「私は図書館に行った」に対して、後半部分「本を読むために」が理由となっています。
このように、不定詞の前後で「結果‐理由」という関係のときには、「副詞的用法」をつかい「~するために」と訳せば良いのです。
副詞的用法 (~して)
副詞的用法は、「~するために」と訳すほかに、「~して」とも訳します。
例文をみていきましょう。
I was happy to hear the news.
(私はその知らせを聞いて、うれしかった。)
不定詞は、「to+動詞の原形」で表すので、
この文では、「to hear the news(その知らせを聞いて)」の部分に不定詞の文法が使われていることが分かります。
このとき、不定詞の前と後で文を分けて考えてみてください。
I was happy→私はうれしかった
to hear the news→その知らせを聞いて
不定詞の前後で分けて考えると、
文の前半部分「私はうれしかった」に対して、後半部分「その知らせを聞いて」が理由となっています。
このように、不定詞の前後で「結果‐理由」という関係のとき、かつ前半部分に「感情」を表す単語が入っているときには、「副詞的用法」をつかい「~して」と訳せば良いのです。
よって、副詞的用法の見抜き方の特徴は、
不定詞の「to」のうしろに、「理由」となる内容が続いているか、ということです。
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