《受験対策》文型SVOとSVOO
皆さん、こんにちは。英語のちょっとした疑問を解決しています、あお先生です!
本日は、文型「SVO」と「SVOO」についてお話していきたいと思います。
例えば、
I give a present to my brother. 「私は私の弟にプレゼントをあげます。」
I buy a present for my brother. 「私は私の弟にプレゼントを買います。」
この2文ですが、使われる動詞によって、「to」と「for」が決まります。
「to」と「for」、どっちを使って良いのかわからない!
この使い分けって覚えないといけないの?
と思ったことありますか?
実は、簡単な「to」と「for」の使い分けの法則があるのです!
そこで「SVOO」を「SVO」に書き換える際の前置詞の選び方をお伝えしていきたいと思います。
まず、それぞれの言葉の意味をかくにんしましょう。
S…主語(~は・~が)
V…動詞(~する)
O…目的語(~を・~に)
目的語を2つとる動詞
「SVOO」の文型は、「動詞+A(人)+B(もの)」のように目的語を2つとり、「A(人)にB(もの)を~する」という意味を表します。
A(人)とB(もの)の順番を入れかえ、「SVO」で書く場合にはA(人)の前にtoまたはforが必要になります。
例文をつかって、みていきましょう。
Mr. Brown gave each student a dictionary.
(ブラウン先生は、それぞれの生徒に辞書を与えました。)
この文は、「人」「もの」の語順で置いているため、前置詞「to/for」は必要ありません。
このとき、「もの」「人」の語順にすると、前置詞をつかい、このようになります。
Mr. Brown gave a dictionary to each student.
(ブラウン先生は、それぞれの生徒に辞書を与えました。)
giveは、前置詞「to」をとる動詞であるため、人の前にtoを置いています。
前置詞toとforの使い分けについては、
次の《toとforの使い分けってどう判断するの?》のところで説明しています。
ぜひ、最後まで読んでみてください!
目的語を2つとり、「SVOO」の語順でつかう動詞は、以下の通りです。
give show teach tell send lend buy make など
toとforの使い分けってどう判断するの?
簡単に一言で説明すると、下記のようになります。
to : 相手が必要なとき
for : 相手が不必要なとき
では、相手が必要・不必要とはどういうことでしょうか。
例文とイラストを使って、くわしくみていきましょう。
例: I gave a present to Sam. (私はサムにプレゼントをあげました。)
☆give(与える)という行為は、相手がいて成り立つ!
例:I bought a present for Sam. (私はサムのためにプレゼントを買いました。)
☆buy(買う)という行為は、相手がいなくても成り立つ!⇒買いに行くことは一人でもできる。
この法則をつかうと、先ほど紹介した動詞はそれぞれtoとforのこのような使い分けができます。
・give A to B(give(与える)という行為は、相手がいて成り立つ!)
・show A to B(show(見せる)という行為は、相手がいて成り立つ!)
・teach A to B(teach(教える)という行為は、相手がいて成り立つ!)
・tell A to B(tell(伝える)という行為は、相手がいて成り立つ!)
・send A to B(send(送る)という行為は、相手がいて成り立つ!)
・lend A to B(lend(貸す)という行為は、相手がいて成り立つ!)
・buy A for B(buy(買う)という行為は、相手がいなくても成り立つ!⇒買いに行くことは一人でもできる。)
・make A for B(make(つくる)という行為は、相手がいなくても成り立つ!⇒つくることは一人でもできる。)
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次回もお楽しみに!