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絶望せよ、そして憧れのほうへ這って行け
心惹かれるものがあって
でも「自分には無理だ、できない」と思う時
心の声をよく聞いて
やりたいのならやろう
時に傷つき
涙し
自分の不甲斐なさに
眠れぬ夜を過ごしても
やってみたいことだったら
絶望しながらも前進しよう
それが「人間的」ということではないだろうか
極端なことを言えば
目的が達成されるかどうかは問題ではない
憧れへ接近するその一歩一歩が尊い
目的へ向かって進むその一瞬一瞬が輝いている
夢をあきらめる時
大事なのは
すっぱりと爽やかな気持ちであきらめられるかどうか
すっぱりと爽やかにあきらめられたら
それはやりきったということではないか
一つの夢が終わっても人生は終わりではない
この命が尽きるまでじたばたしながら憧れへ向かって進もう
***
<蛇足の解説のようなもの>
・「憧れへ向かってじたばたしながら進む」は多分北杜夫の作品のどれかにありました。作品名が思い出せないのでご記憶のかた教えてください。
・「憧れに向かう一歩一歩が尊い」は、ゲーテの「いつかは目標に通じる歩みを一歩一歩と運んでいくのでは足りない。その一歩一歩が目標なのだし、一歩そのものが価値あるものでなければならないよ。」(『エッカーマンとの対話)に想を得ました。
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