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42歳の元公務員が、転職を繰り返して目指す未来

タイトルのとおり私はこれまでに転職を繰り返していて、渡り歩いてきた企業数はアルバイトも含めると10社以上に及びます。
最初は公務員で、その次はバリスタ。今とは全く関係のない職種でした。

詳細はさておき、私が何を思い、どこを目指して転職を繰り返しているかについて、そろそろまとめてみようと思います。

私が転職を繰り返してきたワケ

公務員スタートで、その後はベンチャー企業を渡り歩いてきたというだけでも驚かれますが、その経験企業数が10社以上ともなると、さすがにちょっと人格を疑いますよね。
それでも面談や面接の時間をいただけることには、感謝しかありません。

転職の面談や面接時、あたりまえに「職場選びの基準」とか「これまで退職した理由」を聞かれますが、もちろん、退職時の理由はひとつではありません。その時々で理由は異なりますし、ひとつの理由だけで退職を決断したこともありません。

私が「転職」を繰り返している理由は、たったひとつ。
成長できる環境に身を置きたいから。

最初の頃は、自分自身の市場価値を高めるためにも自分にピッタリのマーケティングスキルを見つけ、身につけたいという「スキルアップ」のための転職でした。ですが回を重ねるにつれ「私は人として成長し続けることと、そのための環境へのこだわりが、人一倍強い」ということに気づいたのです。

求められる市場価値とのギャップ

言わずもがな、市場で求められる40代の価値といえばマネジメント経験や専門スキルです。
しかし私はと言えば、職種も業界もわりとバラバラで、マネジメント経験はほぼなし。「何でもできるは、何もできないのと一緒」というたまたま目にしたツイートに核心をつかれ、性にもなく落ち込んだことも。

その後も転職を繰り返した結果、マネジメント経験を含めた様々なスキルや経験を習得でき、まったく不安のない日々を過ごしております(2024年1月追記)

時には3桁におよぶエントリーに玉砕することもある私ですが、それでも懲りずに転職を重ねる理由は、冒頭でもお伝えしたとおり成長できる環境に身を置きたいから。自分が最も自分らしくいられる場所や活躍できる仕事を模索し続けたいのかもしれません。

そんな話をすると、周囲から「完璧な会社なんてない」「自分が変わるのが一番早い」などと言われることもありますが、そんなことは百も承知です。

というか、私はそもそも「完璧」を求めているわけではありません。
ただただ「私の理想に合う会社」を探し求めているのだと思います。
そして、単にそういった会社に見合うスキルや人間性を、求められたタイミングで、私が持ち合わせていなかっただけのこと。
その自覚があるからこそ、来るべき時に、その理想に見合う自分でありたいのです。

子どもたちの未来が、明るいものであるために

私には3人の子どもがいるのですが、彼らが大人になった時、「働くのっておもしろそう」と大人になることそのものや、働くという行為を面白がってもらいたいというのも、私が転職を重ねる理由の1つかもしれません。そしてそのためには、常に目の前にいる大人がワクワクし、働く時間を心から楽しむ必要があります。

そのワクワクというのは、たとえば職種などへの期待に応えたいというプロ意識だったり、一緒に働く仲間のモチベーションに影響されるものだったり様々です。
原動力はなんにせよ、自分自身が熱量を持ってイキイキ働ける場所であることは、私が働く場所を選ぶうえでは譲れないポイントなのです。

これまで何度か仕事を変えているので、子ども達が実際どう思っているかは分かりません。しかし、すでに働くことへの興味を示している長女は、よくこう言います。

「ママの仕事は何やってるかよく分かんないけど、なんかいつも楽しそうでいいなー」

自分の心の赴くまま必要とされた場所へ、流れに身を任せるごとく転職してきましたが、転職のたびに、自分の強みや仕事に対する想いが明確になってきました。

この先あと何回転職するのか、もうしないのかは分からないけれど、何歳になっても、自分にできることや求められること・やりたいことがある限りは、ずっと成長を続けていきたいと思っています。

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