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正解にあふれている時代

実家に帰ると「電球かえなきゃ」と母が言っていたので、僕がかえるよとかえたはいいもの、ついでに天井を軽く壊してきた高司です。
#喜んでもらおうと思ったのに

さて、今日は「正解にあふれている現代」について考えていきます。

長くなりそうですが、結果として、ちょっと無茶なことしたいよねって話です。はりきっていきましょう。

【▼旅の醍醐味】
芸術祭に向けてメンターとなる方とお話をしている中で、海外旅行の話になりました。その方は大学生と一緒に仕事をすることがあるのですが、大学生の海外旅行が僕らの時の海外旅行と変わったとのこと。

今の海外旅行は、事前に行く国の情報を調べ上げ、全て予約を済ませ、道に迷えばGoogle検索をするといったように、効率的に旅行するそうです。

僕が大学の卒業旅行に行った時はまだスマホは流行っていませんでした。
#友達がスマホ買った時にバカにしてた
#本当にごめんね

フランスに行ったのですが、頼みの綱は地球の歩き方でした。
現地でツアーの予約をして、集合場所がわからずに、パリ市内をダッシュする僕達。なんとか間に合い、パリ市内夜のバスツアーに行くことができました。
あの時のエッフェル塔は最高でした。今でもその時の景色が蘇ります。

友達と二人で行ったんですが、1日だけ個人行動にしました。
友達は美術館巡り。
僕はモンマルトルのテルトル広場という画家が集まる所で絵を買いたかったんです。

「さぁ絵を買いに行くぞ」と出発したはいいものの、速攻でトイレに行きたくなる。
けど、ちょっと待てよ。公衆トイレがないぞ…

探せど、探せど、トイレがない。
もうやばいってなってから、カフェで借りました。
#今思えば早く借りろよって話

そして、気がつく、ここはどこ?
そうです。迷子です。
自分のイメージしていた道から大幅に外れました
地図苦手。

周りの人に聞きながら、なんとかテルトル広場に着きました。
もうその時点で感動。
あの画家さんの絵素敵!あの人も!なんて思って気づきます。

「お金たりないやん」

その広場でクレジットは使えないんです。
あほですね。事前準備足りなすぎ。

ということで、ATMでキャッシングを利用。
地球の歩き方にATM×旅行客=狙われると書いてあって
めちゃくちゃキョロキョロしながらビビりながらキャッシングしました。

ここでも気づきます。
「この金額下ろすのにこんなに金利とられるの?」
#ラジオでキャッシングのCM入るたびに
#この時を思い出す

僕の中ではトラブル続きの末、絵を買うことができました。
その後のモンマルトルからの景色を僕は一生忘れないでしょう。

長くなりましが、現代の海外旅行でこんなトラブル続きはならないんじゃないでしょうか。
それはネットを活用すれば、正解は見つけられるし、なんでも答え合わせができてしまうから。

【▼正解がわからなくてもやってみたい】
正解に溢れている中で、正解ではないことをし始めると、叩かれてしまいます。

そんなことではなくて、こうしなさいって。
こうしたほうが効率的でしょ。

って。ちょっと息苦しくなってしまいます。
#なんか星の王子様みたい

そうではなくて、
「正解かどうかわからないけど、みんなでこんなことしたいよね。」
って最近強く思います。もちろん、理念はぶらさず。


うちでいう、スポイベ(新しい形の学校行事)やDAY Camp(新しい形の学年行事)、芸術祭(新しい形の授業)です。

今考えると、どれも無茶な計画からスタートしてるな〜って思いますが、
どれも動き出しているので、やって正解だったねになるよう行動するのみなので、行動していきます。

#学び合い #教育 #自己理解 #西野亮廣エンタメ研究所

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