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あなたと私のタイムライン。
人に歴史ありって言葉が結構昔から好き。そうなんだよね。誰にでも歴史がある。心理学の世界だとタイムラインって言ったりもする。その人が今まで生きてきた道。
あなたのタイムライン。
ねぇ。あなたはどんな道を歩いてきた?どんなことに心が苦しくなって、どんなことに生きてて良かったと思えた?誰を大切にしたいって思って何が大切だなって感じた?誰のどんな言葉に心がストンってなったり、どんな人と話すと自分の未来にワクワクした?何に腹が立って、何を許せないと思った?単調な毎日に嫌気がさしたり、それでも穏やかな毎日に満たされたり。そんな毎日を繰り返して自分しか歩いてない道を歩いてきた。そうあなただけのタイムライン。
私のタイムライン。
振り返ってみる。昔から普通が大嫌いだった私は、普通じゃない人生を歩むと高校生の頃、心に固く誓ってめでたく見事その通りになった。(だいたい折り返し地点にきているけどもう普通じゃない人生を歩いていると言っても過言じゃないと言えると思う。)予言の自己成就を高校生から自分のものにしている。あっぱれ私。ある意味、イチローとか本田圭佑とかと一緒かもしれない。(違うか泣)ラジオDJ、BARテンダー(オーナー)、心理カウンセラー冷静に振り返ってもやっぱりなりたいものにはなれるんだって思った。不可能はないね。正確には、中学の頃ジュディマリに憧れていたから本当はシンガーになりたかったのだけど、、それは無理だった笑。
恋愛のタイムライン。も、昔から振り返ってみる。誰かのことを好きになり始めた中学生の時、私は恋愛は超ちょろいと思っていた。だって、自分がちょっといいなって思った人は、みんな見事に自分のことを好きになってくれたから。笑(これ今考えるとすごいな)恋愛ってこんな簡単なんだーって。でもそんな夢のようなことは長くは続かず、高校生になると、ピタッとそれも止まり、彼氏が出来てもなんか元カノのこととかでもめたり苦しかった。びっくりするくらい話が面白くない彼氏だったのに、あーつまんない、この話、、早くおわらないかなーって生産性も色気も何もない話をする彼氏だったのに彼がいなくなったら死んじゃう!くらい好きだった。不思議だな。そのあとはその彼のことを自分でもドン引きするくらい急激に冷めた。
18歳で大阪に引っ越してからは、初めに働いたBARで出会ったとにかく酒に溺れる彼に恋をした。彼は私の5コ上で、ロン毛で細身でとにかく酒に飲まれるタイプの人だった。彼のことも、なんでかよくわかんないけどとても好きだった。一緒に働いていたBARのクロークルームで隠れてキスをしたことをとてもよく覚えている。彼と過ごす毎日は、フワフワしていた。シラフでもお酒に酔っているようなそんな感じ。そしてもちろん、その彼とも長くは続かなかった。
その頃からかな。ずっと1人でいいと思っていた。結婚なんかしない。1人で生きて行こうって。20代前半で本気で思ってた。だから、この人、私のこと落とそうとしてるのかなーって人に会えば会うほど、もっと1人がいいと思うようになった。でもそれもこれももう疲れたなー、もういいかなって思えた頃、「そろそろ彼氏真剣に作るわ!」と自分の26歳の誕生日に宣言してすぐ、その後9年付き合う彼と出会うことになるんだけど。たびたびこのnoteに出てくる通り、彼とも結局ダメだった。
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人を好きになる、なったということ
ってなんだろうって久しぶりに考えてみた。どうして人は人を好きになったり、恋に落ちたり、もういいやって思えたり、会いたい、声が聴きたい、触れたい、抱きしめられたい、と思うのだろう。一緒にいたい。肩を並べていたい。同じ時を過ごしていたい。同じものを見て、心が動いたり、未来の話がしたいと思うんだろう。
人を好きになることは自分を認めること。
人を好きになることは、自分が自分でいいと思えること。
自分の居場所を見つけることなのかもしれない。
どんな人に会っても、その人のタイムラインを好きでいたいと思う。
うん。そう思う。恋愛的なことだけじゃなくて出逢う全ての人のこれまでとこれからを好きでいたい。あなたがこれまで生きてきた道、あなたがこれから生きていく道。
あなたのタイムラインを好きでいたい。誇りに思いたい。
そしてもちろん、自分のタイムラインを愛せる自分でありたい。
ねぇあなたにもそうであって欲しいと思うのです。