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心に響く情景の言葉365(友待つ雪)

この間、書店に行った時に「心に響く情景の言葉365」という本を購入しました。

別の本を買おうと思って、探していたところ、偶然この本が目に止まって手に取ってみました。
この本では、季節を表す色んな言葉が1日1語紹介されています。またその言葉と共に、その言葉に合ったとても美しい写真が載っています。

この本を読んでみて、自分が知らなかった綺麗な言葉や風景がたくさんあり、この言葉や写真を見て感じたことを何かで表したいなと思いました。
そこで…

この本にあった言葉の紹介とともに、その言葉を使ってショートショートや自由詩みたいなものをこれから書き記していきたいと思いました!

いきなりですが…!

初回は…
「友待つ雪」について書こうと思います!

友待つ雪(ともまつゆき)

消え残る雪の姿が、次の雪が降るまで友人を待つかのようだとして生まれた表現。


早く会いたい。

次の雪が降るまで友人を待っている雪。
親鳥と離れてしまった一羽の小鳥。
「行ってきます」と言って出ていったあなたの無事の帰りを待つ私。

友待つ雪のように、
自然も動物も人間も、
みんな誰かを待っている。



「友待つ雪」は初めて聞いた言葉でしたが、
雪も擬人的に表しているのがいいなと思いました。
大伴家持が詠んだ歌の中にもこの言葉が使われていて古くからある言葉のようです。

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