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感情的になった先に何がある?【結論:無益です】

こんばんわ、だぴてぃ先生です。

チームミーティングをしているときにふと思ったことがあります。
「感情的になって、一体何がしたいんだろう?」と。

これは自分のチームミーティングでもそうですし、社内のミーティングでもそうなのですが、たまに感情的になって怒鳴り散らす(あるいはそこまで行かなくてもイライラする)人がいます。

もちろんその怒りの理由がわかるときもあれば、全く意味不明なときもあります。

今日は仕事をする上での「感情論」について考えておきたいと思います。


🔆感情的になる意味がわからない

一般的に感情は『喜怒哀楽』に代表されるように喜び、怒り、悲しみ、楽しみと大きく4つ分けられます。

仕事上で『感情的』というのは悪い意味で使われることが多く、先の例でいうなら『怒り』が該当すると思います。ということで『怒り』を出すことを前提に話を進めていきます。

感情的になって何が得られますか?って話なんですよね。

いろんな職場を見て思ったことは「感情的になる人はいい意味でも悪い意味でも自己中心的な思考」だということ。

周りに与える影響を考慮しない・できないから、論理ではなく感情的になるわけで。

感情は周りに影響します。悪い意味で例えるなら感染するとも言えます。

周りに感染したからといって、その人たちも怒り狂うかといえばそうではないですが、確実になんらかの影響を及ぼします。


🔆その怒り、必要?

そもそも仕事上で『怒り』って必要なのでしょうか?

個人的に怒り狂った人を見ると近づきたくないですし、自分が対象になっていなくてもなんだか心臓がバクバクしてきます。

もちろん怒っている人にも言い分はあると思うんです。

例えばですが、怒った先にこんな目標があるなら、その行動の意味は理解できます。

「相手を威圧して、コントロール下に置きたい」
「あえて議論が白熱するように仕向けた」
「2度とその話題に触れるなという意思表示」

・・・どれも実際にやっている人が目の前に現れたら、その人のことは2度と信頼が置けないし、できる限り敬遠するでしょう。共感すらできません。

怒りとはそれほど周囲に影響を与えてしまう、パワースタンスなのです。
なので僕は『怒り』から距離を置きます。


🔆一流は怒らない

できる人は怒りません。

いうのも、心に余裕があるからなのか、常に相手の立場で物事を考える想像力を持っていたり、リスペクトの精神が根底にあります。

こういう方たちは「怒鳴っても事実は変わらない」ということを知っています。

ミーティングでキレる、電話口でクレームを延々と言い続けるという人は、ただ自分の感情の吐口にしているだけです。本来、相手にする必要はないんですが、そうもいきませんよね。

もっと言うと、できる人はその先のことをしっかり考えています。計算高いとも言えますが、自然と好循環になる対応を身につけています。

ミスされてしまっても、そこで怒ってしまえば、相手との関係性に確実にヒビが入ります。それなら寛容な態度を見せて、「ミスは誰にでもあるもの。次回気をつけてくれればいいから。」としておけば、相手もその人に対してリスペクトの心を持ってくれますし、何かしらでそのお礼をしたいと思うもの。

心理学で言うところの「返報性の原理」が働きます。

そうしていると、その時は迷惑かけられたと思っても、その後の関係がwin-winになれます。


🔆リスクを顧みないと大変

怒る人は、その時の自分の状態を過信しているような気もします。
あたかも正しいことを言っているかもしれませんが、その実、結構判断ミスをしています。(相手のミスを咎めているのに、咎め方を間違っていると言う意味です)

昨今ではパラハラ対策として録音している人も多いです。
一回くらいじゃパワハラにはなりませんが、常習的にやっていることがわかってしまうとパワハラまっしぐらです。

怒っている時というのは、確実に判断力が落ちています。

無用な一言を言ってしまって、相手を深く傷つけることになったらどう責任を取るんでしょう?その辺も考えている人は、最初から怒りませんが、時代遅れのベテランや、何も考えていない怖いもの無しの人は、真っ向から怒りをぶつけてきます。

ちょっと窮屈な考えかもしれませんが『怒る=リスク』と捉えておくくらいがちょうどいいのかなと思っています。


🔆どうせならその怒りパワーを変換しよう

怒りのパワーは強大だからこそ、ものすごい攻撃力になってしまいます。
でもそれだけ強大なパワーなら、違うことに活かせば前向きなものとなります。

言うのは簡単です。やるのはとても難しい。
それはわかっています。

大事なのはできるかできないかじゃなくて、やるかやらないか。

活かそうとしなければ、そのままパワーの無駄使いをすることになります。
それでいいなら止めませんけど、そのパワーは回り回って自分に跳ね返ってきてもいい覚悟が必要です。

こういう負のパワーは変換した方が有効活用できます。

自分なりのパワー変換術を身につけておきましょう。

ただ感情的に怒り狂うことは無益です。
このことをちゃんと自分に刻み込んでおきましょう。

今日はここまでにします。

ぜひチーム運営や日々の仕事に活かしてみてください。

以上、だぴてぃ先生でした。


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