さまざまな体の状態とANBAIの「エネルギーレベル」の関係
株式会社DUMSCOが提供するストレス計測・セルフコンディショニングアプリ「ANBAI」。
スマホのカメラを使ってストレスを測定・客観的に可視化できるサービスですが、体調の変化によってストレスの数値はどれくらい変化するのでしょうか?
一日の中でも、時間帯や不安を感じているときなどで変化しますが、体調を崩したときや生活環境に変化があったときなどではどのように変化するのか、DUMSCOメンバーのエネルギーレベル*を例に見てみましょう。
「ANBAI」のストレス計測の仕組みはこちらで紹介しています。
風邪を引いたとき
20代後半女性が風邪をひいたときのデータ。
とのことでした。風邪をひいているときは体を回復させるために副交感神経が活発になります。なかなか風邪が治らなかったためにその状態が長く続いたということが、エネルギーレベルにも表れていますね。
コロナに罹患したとき
40代男性(左)と30代男性(右)2名が新型コロナウイルスに感染した時のデータ。
二人ともエネルギーレベル50を叩き出しています。ユーザー全体の平均が100程度なので相当自律神経が乱れているということがわかります。
上記の風邪を引いたときのデータよりもグラフの谷が深く、何日も下り坂が続いています。
コロナウイルスを侮ってはいけないことがわかる数値ですね。
二日酔いのとき
40代男性のデータ。上記のコロナ罹患のデータを提供してくれた方です。
二日酔いの自律神経へのダメージは、エネルギーレベルで見るとコロナ罹患に相当することがわかります。
コロナに罹ったときと比べると低空飛行が長く続くことはなく、翌々日には元に戻っているので一時的なダメージであるようですが、飲み過ぎには注意した方がいいということがわかるグラフです。
長距離フライト・海外から日本へ引っ越したとき
30代女性がヨーロッパから日本までフライトしたときのデータ。
5/1だけ大きく数値が下がってエネルギーレベル63が出ています。
この方はヨーロッパに住んでいたのですが、日本に引っ越すことになり帰国時のフライトでこの数値が出たそうです。
長距離フライトで睡眠時間が削られたことと、その後も時差があったり生活がガラッと変わったりして、自律神経が乱れた状態が続いたようですね。
移動が多い人や、海外によく行く仕事の方は自律神経のバランスを保つのがとても大変なことがわかります。
また、「自分ではストレスを自覚していなかった」という点も興味深いです。
新しい環境に順応しなければならないとき、体はストレスを感じていますがその状況を乗り切るために、アドレナリンやコルチゾールなどの抗ストレスホルモンが分泌されます。
その結果「体にストレスがかかっているけど、自分ではストレスを自覚できない」という状態になります。
「イベントや締め切りまでは気を張って頑張れたけど、終わったらどっと体調を崩した」なんてことが起こるのもそのためです。
「ストレスが溜まっているなあ」と感じる前に、少しずつ休みを入れるということが大切ですね。
体調の変化はANBAIに表れている
風邪やコロナ罹患、二日酔いなど「自分でストレスを自覚できる体調不良」もあれば、新しい環境への順応など「自分ではストレスを自覚しにくい体調不良」もあります。
ANBAIを毎日計測することで、さまざまな体調の変化を数値で把握できるということがおわかりいただけたのではないでしょうか。
ANBAIは2023年7月現在では法人向けアプリの展開のみですが、一般ユーザー向けアプリも開発中なのでご期待ください!
自律神経計測を試してみたいという方は、ANBAIの前身アプリである「ストレススキャン」でも同じ技術を活用していますのでぜひ試してみてくださいね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?