まずはカラダをリセット (徳島宿プロジェクト)
今年5月、改装工事が始まるまでと気軽に始めた倉庫暮らし。
しかし、気が付けば季節は春から秋へと移り、はや6ヶ月が経過していた。
その間、自炊もままならず、網戸もエアコンも無いまま猛暑の夏を過ごした。
過酷な生活環境や外食ばかりで乱れた食生活、サーフィンでカラダを動かしていたとは言え、徐々に体重は増え、血圧も上昇、冷えのせいか腰痛も出始めた。
倉庫も開け渡し工事も始まったことだし、宿の開業準備が本格化する前にカラダのメンテナンスをしっかりしておこうと考え、まずは腰痛からとお世話になっている鍼灸院を訪ねてみた。先生とのカウンセリングの中で、首腰の痛みが辛いことにプラスして、体重が落ちないこと、最近血圧高めなこと、何かカラダが詰まったような感じがしてスッキリしないことなんかを話していると、自律神経の乱れが原因では無いかとの指摘を受け、カラダ全体のコンディショニングをしてもらうことに。
加齢と共に自律神経は乱れやすくなるもの、この乱れがいかにたくさんの不調をもたらすのか、改めて知ることにもなった。
さらに、自律神経を整えるには腸を整えることが重要ということで、とりあえず3週間、小麦・乳製品・トランス脂肪酸(マーガリンやキャノーラ油などに多く含まれる)を抜いてみることを提案された。これはアレルギー対策としても有効な方法らしく、まあダマされたと思って試してみて、きっとカラダに大きな変化が生まれるからと先生・・・。
もともと腸が弱く、昨年、憩室炎から腹膜炎を併発して入院騒ぎになったときに、腸に優しい食事をといろいろ勉強し、牛乳を豆乳に替え、小麦を減らすために朝のパン食を止め、大好きな麺類も1日1食までとなるべく控えてきたのだが、このところの外食続きで、乱れてきていたのも確か。これを機会にどのくらいの変化が現れるのか、小麦・乳製品・トランス脂肪酸抜き生活にチャレンジすることにした。
しかし、こうした食品を完全に排除するとなると、ハードルがググ〜ンと上がる。
小麦はあらゆるものに潜んでいるし(お醤油、カレーのルー、蕎麦にも・・・)、バターやマーガリンもダメとなると、ほとんどのお菓子は食べれない。何といっても大好きなうどん、ラーメン、焼きそば、パスタなどの麺類を一切食べられないのは非常に辛い。日本人はいつから小麦無しで暮らせなくなったのだろうか・・・。
まあ時間もあることだし、外食は諦め、自炊を楽しむ暮らしに戻そうと思う。
敬愛する土井善晴先生の推奨する、味噌汁とご飯をメインにする一汁一菜生活で切り抜けようと思う。味噌汁というのはホント万能で何を入れても成立するし、まあ小さな鍋料理みたいなもので、たくさんの野菜も楽しめる。いろんな味噌汁を試しながら、何とかこの3週間でカラダがどう変化するのか試してみたい。
薬に頼るのは、それからでも遅くない。
あるがままを楽しむ、またこの言葉が心に響きだした。
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