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糖尿病献立、毎日どうしてる?管理栄養士の献立の立て方を紹介します📑

この記事では、病院で長年働いていた管理栄養士が実際に家でどのように献立を立てているのかをご紹介します🐻

糖尿病の方だけでなく、献立作成にお悩みの方のお役に立てればうれしいです💗
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。



📑①食べたいものリストを作る

🌿糖尿病とて、食べたいものを我慢する必要はなし!🌿

もちろん全て好きなものをというわけにはいかないから、まずはメイン料理の「食べたいものリスト」を作りました。

夫のリクエスト(お品書き)

ただただ、夫の食べたいものを書き出しただけです(笑)

うちの夫は魚が苦手なので、献立には魚が出てきません💦
魚は体に良いから食べなきゃいけないと思うのですが、食べられないものは食べられないんだから、仕方ありません😭

食べられるなら、血液サラサラを目指すためにも週3回は食べたいものです。(また次回お話しします)

※ちなみに息子と私は食べております💧



📑②1週間分の献立を書き出してみる

仕事をしていたころのくせで、毎日献立を考えるというよりは、1週間分ざっくり計画してしまう方がラクに感じます。

食材をムダにせず最小限に抑えられるから、すごく節約にもなりますよ🤗

💡献立作成のポイントは、頭の中で「栄養バランス」をイメージすること。

当てはまらない日もあるけど、だいたいこうなればOK。
メイン料理の下に野菜のおかずを組み合わせていくだけ。

ざっくり献立


💡気をつけたいこと
✔ メインが重い料理なら、その他はノンオイルにする
✔ 野菜は1人あたり100g以上使う
✔ メインの味が濃いなら、汁物はやめて別の一品に


食品交換表食品成分表を使って栄養計算するのが一番だけど、いきなりは難しいので、まずはイメージに当てはめることから始めてみましょう。

あなたが自分の目標カロリーを把握し、きちんと栄養計算ができそうなら次の段階へ。
こちらで詳しく説明しています↓


💡献立アプリやAIを使って計算してみるのもいいですね🐻

ちなみに私はある程度「献立カード📑」というものを作っています

糖尿病の食品交換表がある程度は頭に入っているので、カロリー計算しながらざっくりと献立は立てられるのですが、時間がある時に「APPRON」という無料のソフトを使って栄養計算し、完璧な献立に仕上げております✨

食材を入力
カロリー計算できる


成分表を購入したら栄養計算ソフトが付いていたりするんですが、ネットでも無料で配布されているので、本格的に計算してみたいならこちらのソフトがおすすめです。

栄養士用なので、基礎がないとちょっと難しいかもしれませんが💦

✨なので今後、少しずつ私の作った献立カードをアップしていこうと思います。(いりますかね?😅)



📑③サイクルメニューにする

1週間の献立ができ、実際に作ってみて良かったなら、サイクルメニューとして保存していきます。(手書き保存やけど💧)

5週間分くらい献立を作ったところでグルグル回せばいいんです🌀

病院でもこうしてまわしていました🌀
急性期の病院は5週もあれば患者さんがゴロっと入れ替わっているし、常連さんは「そろそろあのメニューやな🤤」って楽しみにしてくれるし。
グルグルまわすことに全く問題はありません。

季節が変わったりイベントがあって多少は見直しが必要だけど、ある程度決まっていれば献立を考えなくて済むから、かなりラクちんです💗


💗サイクルメニューの利点

✔ 最初は大変だけど、考えてしまえばその後は時間ができる
✔ 1週間で食材を使い切るよう献立を組み立てておけば、ロスが出ない
✔ まとめ買いができるから、ムダに買い物に行かずに済む

まとめ買いっていいですよね。
ついつい「セール品」を見ちゃうと欲しくなるし、お腹が空いてたら買わなくてもいいものまで買ってしまう…

そういった意味では「まとめ買い」は本当に節約になるし、さらにはダイエットにもつながります。

コロナ渦でも、ネットスーパーで1週間分のまとめ買いができたのでこの習慣が身についていて本当に助かりました。

💡サイクルメニューは忙しい方に特におすすめです!


📑まとめ

【献立の立て方】
🧩食べたいもの・作りたいものリストを作る
🧩1週間分のリストを書き出し、野菜料理を2品追加して献立にする
🧩献立を5週分くらい作ってサイクルさせる🌀

献立を作るまではちょっと大変です。
なので、1日ずつ作ったものを記録して、地道に増やしていき、サイクルまでもっていけばいいんです。

冷蔵庫の中の残った食材と相談しながら献立を立てれば、食材がムダにもならないし、その記録が後々まとめ買いに活きてきます。

毎日の献立作りに負担を感じなければ、少し気持ちが軽くならないかな~🐻

おいしく楽しく健康に!
ぜひやってみてくださいね。


最後までお読み頂き、ありがとうございました💗この記事がお役に立てれば幸いです✨

また「こんな栄養のお話しが聞きたい!」というのがございましたら、教えていただけると嬉しいです💗

今後とも一緒に考えていけるような身近な情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします
🌿



みんとのプロフィール🐻


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みんと🎈漢方養生栄養士
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