2021/08/28
全知全能投げ捨てて〜普通の恋に溺れたい〜
必死で追いかける完璧な理想をちょっと投げ捨てて
ありのままのわたしを少しずつ抱きしめたい
大・丈・夫。の魔法が弱まってきている。
名前をつけることができない感情たちが
ざわざわ、ざわざわ
うるさくてほんまは何もすることができない。
隠しながら、演じながら、息をしている。
ひとりの時間も中途半端。
…向日葵のパッチワークはきちんと夏までにできあがった。でも、日の目を見ずに、熱くなった床でぽつんと眠っている。もやもやとしたこころでつくった作品たちは生命力が弱いように思う。それでも頑張って向日葵は咲いている。
何もすることができないわたしは「ニンゲンの形をしたゴミ」ってやつなのかもしれない。悔しい。
こころの声を聴くことができない。
こころの声は暗号のようだ。dta@#?qrs2¥€%/!
あったかい居場所へ辿り着くには、とてもとても重たい鎧のような何かが邪魔をする。
何?
息を吸うように、「消えたい」
相反する気持ちに折り合いをつけるための作業。
ゼロについて考えているもったいない日々。
「普通」「ワタシ」というキャラクターの仮面をかぶりたいので、毎日ちゃらんぽらん、ヘラヘラ。その反動からひとりの時に、じわじわと名のない感情たちが暴れ出す。
ぎゃあぎゃあ泣き喚いていた。限界らしい。
頑張っていないのに、頑張っていたらしい。
満月の日も月を見ることができなかった。
パンにジャムをぬる気力すらなく、ジャムをプリンのようにすくっている。甘くて溶けそうなはず、
なのに。
「呪い」は必ずお砂糖のように溶ける。
少し時間をおいて、感じる何かをペンで走らせたり、ぼぅーっとしたりしながら向き合う。
何もできないわたしが可哀想で攻撃したくなったけれど、ニンゲンの形をしているんやし、ゴミ屑でもいいじゃないか。そのニンゲンの形をした箱綺麗よ…?
ざわめく負の感情を認めることにした。
さいきん、光り輝く瞬間がありすぎて(とても良いことなのではなまる)ネガティヴさまを受け入れることを拒みすぎていたかもしらん。
わたしは苦しいの。わたしはしんどいの。
泣き叫んでしまうわたしは頑張っているの。
よしよし。ばんそこえーど。
だんだん感情たちになまえをつけていくことができつつある。すぅぅっと大きくわたしのまわりに揺らぐO2をぐーんと胸に吸い込む。気持ちがいい。
桃の味のアイスクリームと
桃の味のタルトを食べた。
甘い甘いベリーショートケーキ風の紅茶を飲んだ。
(ツインソウルからのプレゼント)
窓を開けておっきな声で好きな歌を歌った。
メトロノームを引っ張り出して
とんとんとんとん
と、こころのリズムを刻みなおす。
怒りも、悲しみも、悔しさも、
ぜんぶ引っくるめてわたし。
人の敷地に入る癖をなおすのはむつかしいけれど、「ああ、今わたし、ノックもしいひんと跨いでいってるなあ」と感じられるようになりたいと思う。
思いやりと思っていて損しているのはアホらしい。
人の敷地に入ることを引き金に、音を立ててもろもろと「わたし国家」崩壊。わたしを守るためにも気をつけていこう。
もやもやしたこころもちを整理整頓できてスッとした。
新聞に載っている「今日の言葉」の欄を読む習慣。
ちなみに四季の花とお月さまの様子も新聞は教えてくれますよ。iPhoneでニュースをみたり、調べるのも最短距離なのかもしれへんけど、新聞や本の寄り道や紙の匂いもとてもいいと思う。この休み明け頃に読みたかった本が届く。こんな状況でも読みたい本があって、買おうというこころの余白は素晴らしいじゃないか。「わたし国家」支持率少し上昇。
そうそう、「今日の言葉」でみたの。
「自分の中に見たいという気持ちさえあれば、どこにいてもどんな状態にあっても、いつも美しい花を見ることができる。」って書いてありました。
自分次第で豊かさや健やかさへ変化する魔法はあるのね。少し落ち着いたからちゃんとお空を見上げて、お月さまが見たい。お花とお話もしたい。読みたかった本は綺麗なこころで感じたい。
わたしの追いかける理想は、ワタシというキャラクターの設定をしつづけることだ。
ちゃらんぽらんでずっと笑っていなければならない。
色々できないから、せめて、努力だけはしていなければならない。他の人ができなくても許せるのにね。なぜかわたしは特別だと思っている。わたしだけが特別な神さまのような存在だと思ったら大間違いなのだ。恐れ多い。わたしはわたし。
もう怒りも悲しみももったわたしも許してあげたい。
泣いたり、怒ったり、笑ったりして、ゆっくりと感情たちになまえをつけてあげたい。
こころの声にアンテナを立てて生きてたいな。
これから今日の夜、夏の終わりに儚く光る線香花火をします。線香花火は、火がついてから火花が落ちるまでにも名前があるんやよ。
牡丹、松葉、柳、菊、というお名前。
とてもとても、美しいですね。
楽しかったお話はまた今度。
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