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2021/12/03

しゅっと、
何かが走っていくような音。師走?
もう12月なのね。
師走以外にも春待月とも言ったり。かわいい。

大阪のお友だちからのおすそ分け

時間は冷たい風をきって猛スピードでどきまぎするわたしの横を通り過ぎてゆく。
足の速い11月と12月に挟まれたわたしは、自分が前に進んでいるのかどうか分からなくなっている。ちょうど電車の両側が動いているような、ふしぎな感覚。
「疲れ果てた」
「この電車を降りてしまいたい」
そんな衝動に駆られる。
歪んだ黒いもの、滲んだ朱い跡、心が軋む音。
ドスンっ と、のしかかりすぎて脱線したくなる。

生きることから一旦離れたい。
でも、生きることに強く執着してしまうくらいに、小さなしあわせやトキメキがたくさん散らばっているのだ。車窓からの景色は、わたしを心地よくもさせる。
いつだってちぐはぐする思いとどうやってお付き合いしたらいいんやろう。なんのために生きているんやろう。

一気に冷えてもうすでに初雪が降った。
車のタイヤをスタッドレスにはきかえ、ホッカイロをお腹と背中でサンドイッチにし、重たいけどわたしクローゼットの中でダントツ1位のもこもふあったかコートを導入。寒すぎて低温やけどの跡がとまらない。
厳しい冬とのお付き合いの仕方。
まだまだあったかい方法があればぜひ教えて?

…降る雪がぜーんぶメルティキッスならーいいのにね

メルティキッスやラミー、バッカスが売りはじめて冬を感じている。
チョコレートはわたしの血液。
チョコレートは夏は持ち歩けないわたしの栄養。
りんごのお酒のチョコレートを見つけた。
すっごく美味しいので色んな人と一緒にわけっこしたい。美味しくてあまいは2倍にしたい。

夏に愛でていた紫陽花の葉がしゅんとして
紅くて黄色い葉っぱがパリパリと風を待っている。
思い出は消えゆきながら、冬にバトンを渡してゆく。

コンクリートのひんやりではない血の通った四季を身体全部で感じている。(2021は最強の年)(新しい年がどんどん最強になるようにしたいな)
わたしの身体じゃ受け止めきれへん程の自然やきらきら光るできごとは大きくわたしの五感に揺さぶりをかけてくれる。

部分月食を見た。赤く、細く、美しかった。
95%だからほぼ皆既月食らしい。来年は11月8日だそう。来年も元気にお空を眺めたいなあ。
前の日の晩も満月がとてもくっきり見えたらしい。(紙の日記に書いてある、振り返りながらnote)
(11月はいっぱい紙やメモが溢れた)
(汚いけれど紙に書くのは、今その時の感情をサランラップでぴたっと保存するみたいな、新鮮な感じで素敵なことだなあ)
砂の惑星である月は色々な衝撃を受けて、くっきりと輝きを放っている。
月はレゴリスってゆう砂の惑星なんだって。
地球も月もいつも宇宙から小さな粒子ちゃんが降り注いでいて、月には大気とかお水がないからその粒子ちゃんが月面にビューンとぶつかってその衝撃で月面が削られてレゴリスができてたまっていくんだって。ちなみに、地球は大気もお水もいっぱいあるでしょ。だから高速微粒子ちゃんはお空で燃え尽きて地面まで届かないんだって。(これが流れ星なんだよ)お勉強になるね。

写真…もっと伝われ!!


衝撃がなければこの月の砂たちは反射せずに月はぼんやりとしかうつらないみたい。球体なのに平面にくっきりみえるのはレゴリスの反射のおかげなんだって。
美しく輝くこともないのかもしれないと思うとわたしにとっての ドスンっ も必要?かしら?

(定期)きらきらひかれーー
(変更)きらきらひかるー!
願うだけじゃなくてわたしからも動きたい、動こう

虹もみた。とても力強い数十分だった。はじめはひとりでみて、(ひとりじめプリズム!)静かに心に仕舞ったけれど、おしゃべりなわたし。
「見て見て〜」
1番彩りよく見えた時、その美しさをシェア。
虹も雨の粒の反射でみえるもの。
わたしのこころと誰かのこころで反射しあってより色濃く見えたのかしら。感動の共有は気持ちを優しく満たす。
ありがちな表現だけど、ひとりより倍綺麗。
しあわせ2倍、寂しさ半分、繋がる喜び。

読書の秋、芸術の秋、食欲の秋。
いろいろなお話と出会った。感じたこと少しだけ。

「本当の愛」ってなんなんでしょう?
あなたとわたしという2人の世界では成立しない。
あなたを形作る小さなピースたち、繋がりを愛したり、思ったり、知ったりすること。わたしの繋がりも知ってもらうこと。
完成したパズルだけがすべてなわけではないね。ひとつひとつのピースや、試行錯誤してパズルがつながっていくプロセスを愛おしく思いたいなあ。

「普通」ってなんなんでしょう?
ひとりひとり文化を背負って生きている。らしさらしさのバーゲンセールで破裂しそう?女の子らしい…とかお姉ちゃんだから…はほんまに消えてなくなれーと思う。でも縋りたくなる。よ?ね?型にはまった何かは安心するし、結局「普通」もそれに似ている。
もっと違いや文化を尊重したり、はちみつみたいに甘く溶け合ったりする地球になれ〜。
わたし文化爆発な最近。
等身大のわたしはどうですか?
息をしている。
コンテンツではないわたし。
大きな世界で羽根を広げてゆけーーー。

2回目のお誕生日のことも残したい。

11月は一度死んだ。すぐ生まれ変われたけれど。
(それでもちょっとは泣き続けた)
昔のわたしなら本当の眠り姫になって、夢の中からずっと帰ってこなかった。毒りんごの呪いのせいにして、おとぎの国へ行ってお姫さまになってた。
でもそれよりも灰かぶりなわたしでも、すてきな人や環境に囲まれていることにしっかり気づいたの。
だから11月10日は2個目のお誕生日。
これからは1年に2回もレベルアップできる。
なんて豊かなことなんやろう。
星がとりたくて努力してもがいてた。
流れ星はとても速かった。
(流れ星のお勉強もしましたね)
「自立」ってなんなんでしょう?
鏡にうつる自分を何度も見つめて
わたしがわたしのやり方でわたしを表現したこと。
それを誇らしく思えること。
自分の足で立ってお空を見た。綺麗だった。

天使のはしご

星は降ってこなかったけれど、大丈夫な気がした。
書いたり表現したりすることをやめたいくらいにはしんどかったけど、やめちゃだめかな。
今だってそうなの。この感情を忘れたくないから。
感情は風化していく。
書き留めないと、今この気持ちはかんたんに上書きされたり、溶け出したりして消えてしまう。
まだまだわたしは止まらないぞ。

それにつながって、わたしはわたしルールを守るためにだいすきなものに蓋をして、失ったりやめたりしてきた。でも、時間はたくさん存在するし、わたしルールは破ってもいいんだ。ただわたしが一歩踏み出すだけ。
もったいない。もったいない。
今1+1=2ではないようなドキドキがある。
答えは3にだって4にだってなれそうだ。
ことばの種まき。
いつかちゃんとわたしらしいお花を咲かせてね。
水やりは忘れずに続けていくつもりだから。

ちょっといいこともあったのよ。
ふふ、大学の授業にまた呼んでもらったり、試験も進んで、苦手な科目が満点だったり。お仕事で工作だいすきなのを活かしてポスターづくりをしたり。向上心っ。

時間は有限だけれど、有限だから色濃い。
限りはあるけど、大丈夫。
地球がまわっている限り、陽はのぼるし、風は吹く。星も瞬くし、月も光る。
この風に身をまかせてもよさそうだ。
(電車を降りるには、ちょっと寒いしね。)
どうして光があるのか、それは影があるからなのよね。気づかないまま、星や輝きばかり欲しがっているような気がする。
光が強ければ強いほど影は濃く、
闇が深ければ深いほど輝くのに!

「生きる」ってなんなんでしょう?
…なんのために生きているのか?
ずっとずっと探していたけれど、もういいんだよね。
(今も弱いから探したくなってしまうけれど)
…分からなくていいってこと。
分からなくても大丈夫だってこと。
わたし、気づいちゃった。

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