飯が旨くてたまらない人へ【太る理屈と防止法】
こんばんわ、好きなものはごはんと麺類のケイタです。
さて、勝手に始めたダイエットシリーズ第2回。
昨日はいきなり最終手段の内容でした。
僕、この手の薬、キライなんですよね。
だってお腹痛くなるし。
でも何とかしたい…って方への解説です。
▼そもそも何で太るのか
そもそも何で太るんでしょう。
甘いものとご飯麺類とかでぜい肉が増えるの、よく考えたらおかしくない?
…って方に、まず太る理屈をカンタンに解説しますね。
理解しないと対策もできないですからね!
(分かりやすく説明するために、単糖類とか多糖類などの言葉は一切使いません。あくまで理屈だけです。)
人間の必須三大栄養素って習ったの覚えてますか?
そう、『糖質』『脂質』『たんぱく質』です。
この3つをバランス良く摂るのがたいせつ。
でも今の世の中、なかなか難しい。
ラーメン1杯で全てがパーです。
現代で「太る原因」は運動不足や不規則な生活もありますが、とにかく糖類の摂取が多すぎなのも問題ですよね。
糖質を摂りすぎるとどうして脂肪が増えるか。
糖質はそのままでは吸収されません。
分解して吸収されますよね。
糖質を分解する器官や消化液はたくさんあります。
最初の消化液は「唾液」です。
そこから多くの消化液によって細かくバラバラになった糖類(ブドウ糖)は、血管内に吸収されます。
この時の数値が「血糖値」といいます。
健康診断などで言われる「食後血糖値」ってのは、ご飯を食べた後の血管内に吸収された糖質の値ですね。
そして血糖値が高くなると、血糖値を下げるホルモンが分泌されます。
そう、「インスリン」です。
▼インスリンの働き
インスリンは主な働きが3つあります。
①ブドウ糖を細胞に取り込む
身体中の細胞が生きるエネルギー源がブドウ糖です。
それらにエネルギーとしてのブドウ糖を送っているのがインスリンです。
②肝臓や筋肉などにブドウ糖を貯蓄する
ブドウ糖を貯蓄する必要もあるので、肝臓や筋肉へ貯蓄さます。この時にブドウ糖でなく「グリコーゲン」という成分に変換させます。
これもインスリンの大切なしごと。
だから無理なダイエットをすると筋肉が落ちるんですね。
③それでも余ったブドウ糖を中性脂肪として貯蓄させる
そして、脂肪を作るのもインスリンのしごと。
必要以上に甘いものや炭水化物を食べると太るのは、これが原因です。
▼必要以上のインスリン分泌を抑えよう
ではインスリンを出さないとどうなるか?
出なくなるのが「糖尿病」です。
糖尿病になると上の①②ができなくなるので、インスリンを人工的に送り込む治療が必要になりますし、中性脂肪を作れないので糖尿病になると痩せるんですね。
問題は「必要以上のブドウ糖を吸収させてインスリン分泌量が増える」こと。
欲望の赴くままドカドカ食べてインスリンがドバドバ出れば、そりゃ太ります。
抑えるにはどうするか。
「食べすぎない」か「吸収させない」しかありません。
でも抑えられないのが人間。
今回は2つ解決案を出しますね。
▼難消化性デキストリンとは
いわゆる食物繊維です。
働きは大きく2つ。
・便通をよくする
・糖の吸収を阻害する
よく「糖の吸収を抑える」系のトクホの成分ですね。
コーラとか緑茶飲料とか、200円くらいのペットボトルに入っているアレです。
難消化性デキストリンそのものは非常に安く入手可能です。
1000円以下で40〜80回分です。
これがあればトクホとか買わなくても大丈夫、コスパも良いし調節もできますもんね。
無味無臭で何にでも溶けるので、食事の際の飲み物や味噌汁やスープ等に溶かして飲むだけで糖類の吸収を抑制できます。
あ、麺類に入れたらスープ飲み干さないといけないので、飲み物に入れるのがオススメです。
糖質の多い食事の際はぜひ使って下さい。
▼低GI食品
そもそも低糖質の食品を「低GI食品」といいます。
「GI」は食後血糖値の上昇スピードの数値の事です。
これを取り入れると血糖値の上昇を抑える事ができます。
そもそもは高血糖の方向け食品ですが、当然肥満防止にもなります。
小麦の代わりに大豆を使用した「ソイジョイ」が代表的な低GI食品です。
GI値はそれぞれの食材である程度数値が決まっています。
勝手に転用するといけないので、リンクを付けておきます。
基本的にGI値が低い食品は太りにくいとされています。
これを見るとおやつに菓子パンとか最悪だとわかるはず。
少しでも低GI値の食品を選んで摂取して下さい。
長くなるので今日はこの辺で。
皆さんに1kg減る呪いをかけて、終わりにします。
ではまた。