J1 2024 第8節 福岡×広島(2024.4.13)観戦レポ
J1リーグ戦4勝3分負けなしでここまできたサンフレッチェ広島。
やはり好調なところで観に行って現地応援したいというのがサポーターごころ。
行ってしまいました、強行日帰り応援。
九州サンフレサポと久々に現地合流し、指定席観戦。
もちろん観光などありません。笑
さあ、今節もメンバーのやり繰りが大変なサンフレッチェがどう戦うのか。
楽しみな一戦です。
●ベスト電器スタジアムはアクセス良好なスタジアムのひとつ
久々のベスト電器スタジアム。
空港から直行できるスタジアム。
全国のスタジアムでこれほど空港とのアクセスに恵まれたスタジアムはありません。
アウェイサポーターにとってはとても恩恵を感じられる場所。
東京から今節のようなデイゲームなら日帰りが十分可能なのです。
福岡空港からタクシーで小高い場所にあるスタジアムまで乗り入れることができてしまいます。
スタジアムへの直行シャトルバスもありますが、結構混むのでキックオフ1時間前までには乗り込みたいところ。
帰りは山を下り、福岡空港を眺めながら歩いて空港に向かったり、路線バスがタイミングよく来れば乗ったりと選択肢はいろいろ。
スタジアム、サイドはピッチと観客席は近いので、中段から観戦すると良いのですが、コアサポが入るゴール裏アウェイビジターシートからゴールまでの距離が遠いのが難点。
メインシートでも落下防止の鉄柵が邪魔してプレー全体が見渡せない場面があり、改善して欲しいところです。
コンコースにはラグビーワールドカップ日本2019大会開催時の各国代表ユニなどが展示されていました。
スタグルは地産地消商品が多く、魅力的です。
今日は佐賀産鳥から店で塩味のから揚げを買い求めてスタジアムへ。
●サンフレサポは福岡戦、鳥栖戦ならば観に行ってしまいます
両チームともスタジアムアクセスが良いので、日帰りで参戦するサンフレサポーターが多いです。
今日もアウェイゴール裏のゾーンはサンフレサポでぎっしり。
ホーム側のミックスゾーンもサンフレサポが大勢。
毎度盛り上がる九州J1アウェイゲーム。
今日も勝つぞ!
●試合は1-1ドロー。福岡 イラン代表FWが脅威。
前半10分、広島 満田選手からコーナーキック。
素晴らしい弾道を受けた大橋選手が絶妙な位置からゴール左隅へヘディング。
しかし、わずかに外れてしまう。
これは完全に入ったと思い、立ち上がってしまいました。
11分、すぐにJリーグ初のイラン代表選手 福岡新戦力 ザヘディ選手のミドル。
この選手、格が違うと感じました。
走り・ボディアタック・シュート威力と存在感があり、広島選手は脅威だったと思います。
後半もザヘディ選手のテクニックを感じさせる走りながらのジャンピングシュートなど、見せ場をつくっていました。
こういった中東の選手がJに加入することでアジアでの日本選手の立ち位置をあらためて考えるきっかけにもなります。
その後、福岡 前島選手がパスを受けての胸トラップからのシュート。
しかし、広島GK 大迫選手がファインセーブ。
22分、福岡 湯沢選手からのパスを受けたザヘディ選手のヘッド。
見事なゴールでした。
しかし、ゴールパフォーマンスを広島サポーターのいるミックスゾーンにピースサインをしに来る煽り。
これにはサポからブーイングも。
(私もしてしまいましたが…笑)
その煽りがあったからか、すぐに広島はコーナーキックを獲得。
こちらも蹴るのは満田選手。
弾道にうまく合わせてスタンディング状態からのヘッドでゴール右隅へ決めたのはキャプテン佐々木選手。
2022年シーズン以来のリーグ戦ゴール。
流石です。
後半は福岡がやや攻勢をかけ得点になりかけたシーンもありましたていましたが、最後の最後は広島も猛攻。
しかし、最後の決め手に欠き、ドロー。
両チームとも走りに走った試合だった印象です。
サンフレッチェは昨シーズンから14試合負けなしを更新中。
第8節を終え、2位堅守。
●広島の選手復帰がどうなるのか。やや心配事にはなっている
事前情報だと1,000人くらいしか入らないといわれていたサンフレサポ。
蓋を開けてみたら、2,300人(サンフレ公式)。
結構入りました。
私服で広島を応援している方も多かったので、実際は2,300人以上かもしれません。
全体集客数8,533人。
土曜、晴天で8,533人はホーム福岡としては少し寂しい人数。
メインシートのサンフレサポもゴール裏のサポの応援に合わせ、ホーム福岡サポ以上にスタジアムに大きく響く拍手で応援。
広島の応援の大きさは選手の後押しになったのではないかと思っています。
初夏を思わせる気温。
プレーした選手はなかなか大変だったと思います。
荒木離脱の煽りで中野がCBとして今日も活躍。
綺麗なロングフィード1本凄いのあったし 町田戦湘南戦も良い縦パス通してたのは中野の武器。
しかし、荒木選手が帰還すると、プレーが劇的に変わると思うので、早期復帰を期待したい。
あとは、川村選手の活躍。
いなければ今日の結果も厳しかったと思う。
今季のゲームの中では芳しくない内容となりました。
福岡はファール22イエロー6と多いんですが、危険なファールはなかった。
「ファウルをいとわない相手と闘った」との広島 スキッベ監督談話(公式)
悪質ではなかったものの、サンフレサッカーへの対応戦術のひとつなのかなと感じています。
今日も広島はターンオーバーなし。
選手の蓄積疲労もあった中で流石に良く引き分けたといっていい試合。
選手復帰が今後勝敗のカギになってきそうです。
前半戦の正念場。
ここで落ちるか勝ち進んでいくかで今季の行方は決まっていきそうです。
●福岡のチアチーム、アウェイサポへの丁寧な挨拶が印象的
戦い終え、福岡の選手たちは丁寧に各ゾーンへ挨拶でピッチ周回。
チアリーディングチームの方々もミックスゾーン、アウェイゴール裏のサポゾーンにも丁寧に挨拶して回っていたのが印象的。
チームによって挨拶の仕方はそれぞれですが、福岡はアウェイチーム関係者を迎える時も別れる時も丁寧さを感じました。
●中州は次の機会におあずけ。引き分け残念会は空港内で
九州サンフレサポと福岡空港内にあるもつ鍋店で引き分け残念会。
「おきゅうと」(海藻であるエゴノリを干し、煮溶かして小判型に固めた食べ物で、海に面した福岡県ならではの郷土料理)を酒のあてに。
スルッといただけました。
あまおうハイボールを頼みましたが、甘さが強調されなく風味を感じながら飲める一品。
観光はしませんが、時間があれば地元の食事をして帰るのが私の流儀。
その後、1.5時間で帰れる羽田便で日帰りしました。
次節もアウェイ、コンサドーレ北海道戦ですが行ってしまうんでしょうね。
現地観戦しましたらまたnoteにアップします。