J1 2024 第21節 川崎×広島(2024.6.29)観戦レポ
サンフレッチェにとって過酷な6月日程最後の仕上げとなるアウェイゲーム。
今節は広島出身メンバーで関東勤務の3名で応援してきました。
ゴール裏ではなく、試合状況が把握しやすいコーナー付近のシートで観戦。
さて、結果はどうなりますか。
⚫︎川崎のハーフタイムイベントはさすがと唸るものがある
この試合は川崎市制100周年記念マッチ。
今節の会場イベント。
試合前に川崎に縁がある俳優の市原隼人さんが始球式を実施。
といっても普通にPKを蹴ってゴールを豪快に決め切るというカッコよさ。笑
蹴る前には、胸に手を当てて川崎市民の歌である『好きです かわさき 愛の街』を大熱唱。
役者さんとしてはかっこいい役が多い印象ですが、ものすごいパフォーマーです。
その後、川崎コアサポのいる場所まで行って気合いの水掛けまでするサービスパフォーマンスを見せるなど、川崎とサッカーが好きなんだということが良くわかりました。
盛り上げ上手な方で、広島サポも拍手。
ハーフタイムでもフロンターレ一筋の中村憲剛さん、川崎出身バンドSHISHAMOや市原隼人さんらがYMCAをBGMにド派手なオープンカーで会場を周回。
その後には一輪車軍団が車輪を操りながらYMCAを踊るという芸当で追随。
毎度考え抜いたイベントをする川崎フロンターレ。
盛り上げ方が上手なところは広島も見習って欲しいところ。
⚫︎6月過密日程最後の川崎戦もドロー…
広島は開始5分に決定機。
こぼれ球を拾ったドウグラス・ヴィエイラ選手がシュートを放つが、川崎選手によるブロックに防がれ得点ならず。
その後の広島は川崎左サイドから切り崩されるシーンが何度も続く苦しい展開。
マルシーニョ選手がボール奪取後の走りが早く、左サイドから危険なボールが供給し続けられてしまう。
23分にはマルシーニョ選手に先制ゴールを決められる。
広島は守りに入ったわけではないが、決定機を生み出すプレーができない時間が続き0−1で前半終了。
後半はスタートから高校3年生18歳のMF中島洋太朗選手が45分間ピッチを駆け抜けました。
全体を見渡せ、風格もすでに兼ね備えてピッチ上での存在感がある選手。
最後は体力的な問題でスピードが落ちたように感じましたが、広島の将来を背負っていける選手のひとりだと感じました。
広島は終了間際の88分、左サイドでボールを受けた満田がピッチ中央へ。
シュートを打ち、川崎選手に当たってコースが変わりましたがゴール!
ギリギリのところでの同点弾となりました。
満田選手、なかなか調子が上がっておらず、サブに回る試合も多かったのですが、今節はやってくれました!
プレー全体ではまだまだ本調子とはいえない状況でしたがこれからやってくれるでしょう。
川崎は後半アディショナルタイムに途中出場のFW小林悠選手が決定機を迎えシュートを打つが枠外へ。
小林選手は途中出場して活躍する印象がある怖い選手。
アディショナルタイムも目の離せない攻防は続きましたが、なぜかまだ時間があったはずだが最後の広島のプレーを継続させず突然の試合終了。
場内はそのほかの微妙な判定もあって両サポーターから主審へのブーイングが。
後半川崎のペナルティエリア内で 川崎選手の手にボールが当たり、明確に球筋が変わったにも関わらず。主審はファールとしなかった。
私たちが見ていたコーナー付近から丸見えだったため、「ハンドではないか?」とのサポーターの声も。
このシーンについてのVAR判定は必要だったと思いますが。
勝点1を得るのに止まった試合。
他会場の結果で、広島は7位へ。
首位町田はガンバ大阪に勝利したため、広島との勝点差は9に開く。
2位鹿島と7位広島との勝点差は4。
2位から7位は大混戦となっています。
厳しい結果となったが、次戦の神戸戦を勝ちきり上位戦線に食い込みたいところ。
6月の9連戦。
中2日〜中3日での移動と試合も今節で最後。
5勝2分1敗で締めた試合。
勝点3は欲しいところだったが、厳しい日程・移動だったのは間違いなく、良く耐えて戦ってきたと思います。
まずは、お疲れさまでした。
⚫︎打ち上げは川崎サポとの交流も
小杉の焼き鳥屋さんで打ち上げ。
このお店は年に1回お世話になっていて、店員さんは日本語バリバリの南米系の方ばかりというなかなかユニークなお店。
そこで川崎サポ・広島サポ混合サポチームと隣り合わせに。
お互いの激闘ぶりと審判がアディショナルタイムを正確にとらず中途半端なプレー中に試合終了したことへの文句など 笑
こういう交流があるからJは楽しい。
最後に優勝目指してがんばれ〜と言ってもらって帰還しました。